4. トラ・トラ・トラ!おばさんはお茶とお菓子を盆に乗せ、「兄さん、これジミーとサブリナに届けてくれる?」と頼んだ。 数分後、兄さんが駆け戻って来た。 数分後、兄さんが駆け戻って来た。 おばさんがずいっと兄さんに近寄った。 賢明な読者はもうお分かりだろうが、幸ちゃんは伯父さんから抜いた陰毛を、夜の間に母親の陰毛に絡めたのである。柳生の秘法は霊験あらたかで、おばさんを兄への欲望の虜にしてしまった。おばさんは一計を案じ、ジミーとサブリナ、茂君と幸ちゃんに同時刻におまんこするように指示し、兄さんの近親相姦へのバリヤーを取り払おうとしたのだった。 作戦は功を奏した。両手で妹の急所に触れている兄さんの脳内を、最前絡み合っていたジミーとサブリナの白黒の裸身と、実の兄妹でおまんこを楽しんでいた茂君と幸ちゃんの姿が走馬灯のように駆け巡る。もとよりおばさんは伯父さんの可愛い妹であり、しかも熟れきった色っぽい肢体は実妹とはいえ好ましかった。その妹が誘っている。幸ちゃんと伯父姪でやってしまった以上、近親相姦を理由に妹の誘いを止めることは出来ない。兄と妹。ジミーとサブリナ。茂君と幸ちゃん。自分と妹…。 兄さんの指がピクっと乳房をまさぐった時、おばさんは「やった!トラ・トラ・トラ!(ワレ奇襲ニ成功セリ)だわ!」と喜びに跳び上がる思いだった。 兄さんは禁じられたセックスの遂行に、興奮と恐れをあわせて感じていた。兄妹という気安い関係なのに、気安くセックス出来ない禁断の一線があった。伯父姪よりも濃い血のつながりの近親相姦である。それが罪ならば、罪はより重く、それが快楽の源ならば快楽はより深いものに違いない。 兄さんは「毒食わば皿まで」の心境になった。しかし、この世にこんな気持のいい毒があるだろうか?これまで手も触れたことのない実の妹の乳房を揉みしだいている。実の妹の股ぐらに手を突っ込み、そのおまんこをいじっている。どれだけの人間がこんなことを出来るというのか。どれだけの人間が妹にキス出来るというのか。兄さんは妹の口を吸った。どれだけの人間が妹と舌を絡めることが出来るだろう。兄さんは妹と舌を交えた。どれだけの人間が妹を押し倒すことが出来るだろう。兄さんは妹を押し倒した。 おばさんは兄さんの下で帯を解き、着物を開いて全身を曝け出した。兄さんもババッとシャツとズボンを脱ぎ、素っ裸になった。ほんの子供の時以来、お互いの裸身を見るのはこれが初めてだった。二人は目の前の御馳走をゆっくり目で味わった。昨日までは普通の兄妹だった。一夜明けたら、性の欲望の対象になっていた。いま、普通の兄妹が越えられない一線を越えた関係が作られようとしている。 おばさんは待ち切れなかった。兄さんに手を差し伸べた。兄さんが近寄って来る。しかし、兄さんは素直にのしかかっては来なかった。ぐるっと廻って、妹の顔の上にペニスを配し、自分は妹の両脚を持ち上げて上向きになったおまんこに見入った。おばさんは見つめられている自分のおまんこを想像し、顔を赤くした。焦点をそらすように目の前にぶらさがる兄のペニスにむしゃぶりつき、激しく舐め上げた。兄さんもそれに応えて、妹のおまんこにかぶりついた。 二人はびちゃびちゃ、ぴちゃぴちゃとお互いを舐めあった。ついさっきまでは思いもよらない行動だった。どこにでもいる普通の兄妹が、数分後にはこんなことをしている。二人とも信じられなかった。禁断の一線を越えた事実がただのセックスの数十倍の興奮と戦慄をもたらした。 二人は絡み合いを解き、兄さんはゴムを着用し、今度こそ妹の身体の上にのしかかった。おばさんは期待だけですでにイきそうになっていた。兄さんはペニスでおまんこを上下に撫でた。焦らされたおばさんは、闇雲に腰を突き上げ兄さんのペニスを捉えようとする。兄さんは、「おい」と妹に呼びかける。おばさんは兄さんの目を見て、それが最終確認であることを知る。おばさんは頭を激しく上下させ、先を促す。(やめられるわけないでしょ、ここまで来て) ついに禁断のセックスが成就されようとしていた。その一瞬を僅かでも遅らすかのように、兄さんは妹のおっぱいを揉んだ。妹が喘ぐ。兄さんはペニスの狙いを定め、妹の身体に侵入して行く。じわっじわっと。 兄さんは妹とつながった満足感を十分味わうと、いったんペニスを抜き、かなり離れたところから、いきなりすぽーん!とおまんこにぶち込んだ。もう愛液でびとびとのおまんこだから可能な一撃であった。不意をつかれたおばさんは全身を強張らせた。兄さんは同じように外からすぽーん!抜いてはすぽーん!ぐるっと廻してはすぽーん!を連打した。もっと接触の度を強めるため、兄さんは妹の身体を引っ繰り返し、突き出させたお尻の間のおまんこを攻撃した。またもやすぽーん!抜いてはすぽーん! 兄さんは突如ぐりぐり廻し作戦を開始した。ペニスがおまんこ内をくまなくかきまわす。Gスポットも、子宮口も、もれなくかきまわされる。それは快楽でもあり、拷問のようでもあった。 次の日、何故か分らないが伯父さんは急に茂君に色目を使いだした。誰かがふざけて茂君の陰毛を伯父さんの陰毛に絡めたらしいのだ。茂君は家じゅうを逃げ廻らなくてはならなかった。幸ちゃんが秘かに笑い転げていた。 |
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