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13. 家族の異常な愛情

学生・吉田君の姉・忍さんが上京し、吉田君の部屋に転がり込んで来た。忍さんは、愛くるしいベビー・フェースの21歳。地元の大学に通っていて、滅多に東京にやって来たりしなかった。

「姉さん、どうしたのさ?」と吉田君が聞く。
「あんまりひどい話で、とても口に出せない。とにかく暫くいさせて」忍さんは虚ろな目で云った。
「家で何かあったんだね?」
忍さんが黙って頷く。
「ママ?」
忍さんが首を横に振る。
「パパ?」
忍さんが、ややあって首を縦に振る。

「パパがどうしたの?暫くいるんなら、訳を知りたいよ」と吉田君。
忍さんはうつむいてハンカチを握り締めている。
「家族なんだから、話したっていいじゃない」
「誰にも云っちゃ駄目よ。ママにも」と忍さん。
「いいよ。約束する」と吉田君。

「昨日の晩、何か寝苦しかったの。パッと目を覚ますと、私のお布団に誰か潜り込んで、私の身体を触りまくってるの!」
「ええっ!それがパパ?」
「そうなのよ!私、『キャアア』って云って逃げ出し、おトイレに入って鍵かけちゃった。パパ、しばらくおトイレのドアをがちゃがちゃやってたけど、一時間ぐらいで諦めたみたい。でも、私は夜が明けるまでおトイレから出ないで、ママが起き出してからやっと出たの。パパは何か云いたそうだったけど、私は気付かないふりをしてた。ママは何も知らない感じだった」
吉田君は一切を悟った。パパは(妻が息子とやっているんなら、おれも娘とやる)と決意したのだ。【『黄金の四人』参照】

「私が行方不明になって、ママが心配してるでしょうね」と忍さん。「ママがパパに相談し、パパが昨夜の一件を白状したら、二人は離婚、私たち一家はバラバラね」
「パパと姉さんで、ママとぼくか」と吉田君。実はママが離婚などしないことを知っている。
「冗談じゃないわよ。私、パパに公然とやられちゃうじゃない!」
「姉さん、まだバージンなの?」
「まさか。馬鹿にしないでよ」と忍さん。
「じゃあ、パパとやってあげればいいじゃない」と吉田君。
「お前、何云ってんの!肉親同士でセックスなんて!」
「肉親同士の方が掛け値なしに愛し合ってるし、惚れた腫れたのように覚めることもないよ」
「お前、いやにパパに味方するのね」と忍さん。
「パパに味方してるわけじゃないよ」吉田君が云って机の引き出しをごそごそやる。

「これを見て」と吉田君。それはパパが忘れて行ったデジタル・カメラである。吉田君は再生モードにして、ある画面を表示して姉さんに渡す。
「これ、ママとお前じゃない!ママとお前がセックスしてるの?まあーっ!」と忍さん。
「これ、パパが撮ったんだぜ」と吉田君。
「もーっ!ひどい家族ね。お前とママ、いつからこんなことを?」
「あれほど出不精だったママが、頻繁に東京へ来るようになったろ?」
「結構前だわね。その頃からなのね」と忍さん。

「もう一つ」と吉田君が表示を先に送る。
「これ、パパ?パパがセーラー服の少女にフェラチオさせてる!んまあーっ!」
「これ以前は、パパは仕事の虫で全然勃起しなかったんだけど、今はしょっちゅう勃起してるみたい」と吉田君。
「そう云えば、最近ママの呻き声をよく聞くようになったわ」と忍さん。
「で、パパは可愛い娘ともやりたくなったというわけだ」
忍さんは愕然とした。

「姉さん、可愛い弟とやりたくない?」吉田君はお姉さんに寄り添い、肩を抱く。
「お前、ママだけで足りずに私まで誘惑するの?不潔!止めてよ!」と忍さんがじたばたする。
「ぼく、ママとやった後、次は姉さんだ!って決めてたんだ。やろうよ!」吉田君はお姉さんの身体を離さない。
「私、叫ぶよ!恥かくのはお前よ!」
「誰も来ないよ。あのセーラー服の少女はここの娘さんで、あの写真撮ったのは隣りの部屋の人だから」と吉田君。
「んまあっ!」と忍さん。ここでは弟、帰れば父親。忍さんは進退きわまった。
吉田君はお姉さんと鼻が接するほどに顔を近づける。姉弟がこれほど接近したのは、ものごころついて以来初めてのことだ。吉田君はお姉さんに頬を寄せる。忍さんの耳に弟の熱い吐息がかかる。
「あは!」と忍さん。
吉田君はお姉さんの唇に接吻した。
「むぐぐ」忍さんが呻く。こんな筈ではなかった。忍さんはパパとの近親相姦を避けるためにやって来たのだ。弟との近親相姦など想像も出来なかったし、受け入れられるものではなかった。しかし、家族の奔放な性生活の実態を知った今、忍さんの常識と自制心は吹き飛んでいた。

吉田君はお姉さんの身体から緊張が消え、自分にしなだれかかっている身体の重みを感じた。吉田君はお姉さんのおっぱいを揉み上げた。
「姉さん、着痩せするタイプなんだね。おっぱい、大きいじゃない!」と吉田君。
忍さんは微かな笑みを浮かべた。そして、ブラウスのボタンを外した。
「うわあ、大きいや。ブラも可愛いね」と吉田君。そのブラは上品なラベンダーの色をしていて、さりげない刺繍で縁取られている。
「パンティとお揃いなの」と忍さん。
「見せて、見せて!」吉田君はお姉さんのスカートをもぎ取る。
「スカート破らないで!」と忍さん。
弟の目の前に、ラベンダーのブラとパンティのお姉さんが横たわっていた。美しかった。

吉田君は大慌てで自分の衣類をかなぐり捨てた。お姉さんの目の前に弟のおっ立ったペニスがそそり立つ。
「お前の、結構でかい!」と忍さん。
吉田君はお姉さんに近づき、ブラとパンティを取り去った。
「姉さんのおまんこ、見せて」と吉田君。
「嫌よ!止めなさい!」と忍さん。
吉田君は69の体勢を取った。お姉さんのお尻をかかえ、ぐいっとおまんこを近づける。そう頻繁にセックスしていないと見えて、忍さんのおまんこはまだ黒ずんでいない。中を開く。美しいピンクの肉が曝け出される。忍さんも弟の勃起したペニスを観賞していた。
「そう?これがママのあそこに入ったいけない子なの?いけない子はピンピンしちゃいましょう」と云いつつ、忍さんは指でペニスを弾く。
「イテテ」と吉田君。
「あら、痛かった?じゃ、お姉さんがいい子いい子して上げましょう」忍さんは弟のペニスをしゃぶる。
吉田君もお姉さんのおまんこを舐める。クリトリスを念入りに刺激する。
「あうーん!」と忍さん。

吉田君はお姉さんの身体にのしかかる。
「お前、こんな風にママとやったの?」と忍さん。
「うん、こんな風にママにキスしたの」吉田君はお姉さんにキスする。
「それから?」と忍さん。
「こんな風にママのおっぱい揉んだ」
「あはーん」
「で、こんな風にママのおまんこに触って…」
「おお!」
「こんな風にママのおまんこに指を入れたの」
「おおおお!」
「そして、こんな風にママの股を広げ…」
「あああ」
「ママのおまんこに、こうぶすりと…」
「わうーん!」
「姉さん。姉さんのおまんこ、最高!」と吉田君。
「お前のでかいのも、最高よ!あははーん!」と忍さん。

二人は肉親同士の呼吸のあったセックスを堪能した。忍さんは、弟の云う通り肉親同士には気兼ねのない愛が基盤にあり、セックスの悦びもひとしおであることを知った。

ドアがノックされ、娘を探しに来たパパが現われた。パパは裸で横たわる娘と息子を見、そこで何が起ったかを察知した。何か云おうとするパパに忍さんが跳びついた。
「パパ!」
パパは裸の娘を抱き、息子に云った。
「おい、気を利かせろよ」
吉田君は洋服を手に廊下に出て行った。背後で「うむーん!」というお姉さんの呻きが聞こえた。




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