8. 黄金の四人
下宿の二階に男の怒鳴り声が轟いた。学生の吉田君の部屋である。
「お前、よりによって自分の息子とやるなんて!このーっ!離婚だ!勘当だっ!」
出不精だった吉田君のママが、最近頻繁に息子に会いに上京するようになった。あまりに度重なるので、吉田君のパパは先ず、妻の浮気を疑った。で、この日、こっそりと奥さんの後をつけて来たのだが、妻は真っ直ぐ息子の下宿へ向かった。(妻は浮気などしていない!妻は貞淑だった!)ほっと一安心した御主人は、妻の後などつけた自分の猜疑心を恥じ、いったん引き返しかけた。しかし、(どうせなら親子三人で久し振りに食事でもしよう。理由は何とでもつく)と考えた。(では妻と息子を驚かそう)と下宿に戻り、そーっと息子の部屋のドアを開けて見つけたものは、素っ裸でおまんこしている妻と息子の姿だった!奥さんは息子にまたがり、屈伸運動の真っ最中だった。
「おい、お前!亭主が目の前にいるんだ。いい加減におまんこやめろ!」と吉田君のパパ。
「冗談でしょ。久し振りのおまんこですもん、止められますかって」ママは屈伸運動を止めない。
「そんな態度だとほんとに離婚するぞ、いいのか!」
「あら、さっき離婚だ、勘当だって怒鳴ったじゃありませんか。本気じゃなかったんですか?」
「気が転倒すりゃ、誰だって何か怒鳴る。しかし、お前がそうふてぶてしいんなら真面目に考える!」
「こっちにだって云い分はあるのよ」相変わらず、奥さんは動き続ける。「あなたがもう何年も相手にしてくれないんですもの。私だって辛かったのよ」
「しかし、何も息子とやることないじゃないか!」
「可愛い息子とやって何が悪いんですか!」奥さんが怒鳴る。
「シーっ!声を落せよ、近所に丸聞こえじゃないか」と御主人。
「私は恥ずかしくありません。私の大事な息子ですから」奥さんは見せつけるように動きをテンポアップする。
「お前、おれの立場も考えてよ。裁判官の妻子が近親相姦してるなんて知られちゃ困るんだ」
「じゃあ、この子の代りに、あなたやってくれるんですか?」
「おれ、最近立たないんだよ」御主人は情けなさそうな声を出す。
「あなた、バイアグラも服まないじゃありませんか。努力が足りないのよ。思いやりがないのよ」
「そうまで云うんなら、話は終わりだな」御主人は鞄の中からデジタル・カメラを出し、フラッシュ一閃、裸で絡み合う母子の写真を撮った。「これで立派な証拠が出来た。お前にはビタ一文やらずに追い出す。せいぜい楽しむんだな」御主人が立ち去ろうとした時、ダダっと入って来たのは、話を立ち聞きしていた三浦君のお母さんと山本君のお母さんである。それぞれ、息子とやっている最中だったと見えて、二人とも真っ裸だった。
中年の裸の女性二人の乱入に吉田君のパパは呆気に取られた。
「いけませんよ、そんな離婚だなんて」と三浦君のお母さんが吉田君のパパにすがりつく。
「固いこと、云いっこなし。ね?」と山本君のお母さんも吉田君のパパに頬を寄せる。
「な、何なんだ、あんた方は!」と吉田君のパパ。
「ただの隣人ですよ」と三浦君のお母さんが云い、山本君のお母さんに「奥様、幸ちゃんと麗奈ちゃん呼んで来て下さる?」と頼む。
「オッケー」と云って、山本君のお母さんが出て行く。
「御主人」と三浦君のお母さん。「ちょいと耳に入りましたけど、最近立たないんですって?」
「仕事が忙しくて、過労死寸前なんですよ」と吉田君のパパ。「セックスどころじゃないんです。おい、まだやってやがる。お前、止めろ。こちらの奥さんに失礼じゃないか」
「いいんですよ。やらしといて上げましょう」と三浦君のお母さん。
「そんな!母と息子ですよ!」と御主人。
「だからどうなんです?」
「ど、どうって」
そこへ幸ちゃんが登場した。ちょうど学校から帰って来たばかりでセーラー服姿である。
「幸ちゃん」と三浦君のお母さん。「こちら吉田君のお父さん。奥さんと息子さんがやってるので怒ってるの」
「そんなあ!」幸ちゃんは吉田君のパパにしなだれかかる。吉田君のパパはセーラー服の少女に迫られてドキドキしていたが、幸ちゃんの髪の甘い香りに酔う。幸ちゃんは吉田君のパパのズボンからペニスを引っ張り出す。
「おい、キ、キミ!何するんだ!」吉田君のパパは慌てる。
幸ちゃんは返事もせずに吉田君のパパにフェラチオを開始する。セーラー服の少女が尽くしてくれている健気な姿に、パパのペニスはぐんぐん伸びる。
「あなた!」と吉田君のママ。「立つじゃありませんか!嘘ばっかり云って!」
「こ、これは、このお嬢ちゃんのせいで…」
「あなた、ロリコンだったの?そうなの?」と奥さんが追及する。
「知らないよ!勝手に立ったんだい!」御主人は自棄である。
三浦君のお母さんは、吉田君のパパからデジタル・カメラをひったくり、パチリ!と写真を撮った。セーラー服の少女にフェラチオをされている吉田君のパパの写真である。
「奥様」と三浦君のお母さんが云った。「御主人がどうしても離婚するというのなら、この写真が役に立ちますわよ」
「それは私んだ。返せ!」御主人は動こうとするが、幸ちゃんがペニスに歯を立てて威嚇するので動けない。
三浦君のお母さんはカメラを吉田君に投げる。吉田君は蓋を開けてメモリー・カードを取り出し、ママに手渡す。ママはカードを三浦君のお母さんに手渡し、三浦君のお母さんは部屋を出てどっかへ消えてしまう。
入れ違いに麗奈ちゃんと山本君のお母さんが入って来た。
「まあ、吉田君のパパはロリコンだったの?」と麗奈ちゃん。
「そうみたいなんですよ」と吉田君のママ。
「ほんとにそうかどうか試してみましょう」と麗奈ちゃんが云い、ゆっくり身体を揺すりながらストリップを始める。
吉田君のパパは幸ちゃんにフェラチオをされながら、美人で美乳の裸体を見せつけられ、いやが上にも興奮した。幸ちゃんが休憩し、麗奈ちゃんが吉田君のパパに迫る。吉田君のパパは若い美女に顔を近づけられ、心臓が破裂しそうだった。麗奈ちゃんが吉田君のパパにのしかかり、ペニスをおまんこに納めてお得意の乗馬の手並みを見せる。
「奥さん」と麗奈ちゃん。「御主人、ロリコンてわけじゃないみたい」
「あら、そう?」
吉田君のママは息子の身体から立ち上がる。麗奈ちゃんはひょいと立ち上がって、吉田君のママにペニスを譲る。吉田君のママは自分の夫にまたがり、数年ぶりの旦那のペニスを味わった。
「あなた、いいわーっ」
「お、お前もいいぜ」
「あなた、これで最後なの?やっぱり離婚で勘当なの?」と吉田君のママ。
「あれは撤回する」
「私、あなたと息子とどっちともやりたいの。許してくれる?」
「おれもここの女性たちとやっていいなら…」
「わーっ!嬉しい!」
そこまで聞いた吉田君はママの背後に近づき、公然とママのおっぱいを揉みしだいた。二人の“男”に攻められ、ママに絶頂が近づく。
「あああ、あああん、うぐぐ!」とママ。
「お、おれ、もうイっちゃう!」
「いいわよ、イっていいわよ。あうーん!」
「おおおっ!」二人は同時にイった。
いつの間にか戻って来た三浦君のお母さんを交え、麗奈ちゃん、幸ちゃん、山本君のお母さんの四人の女性は、チームワークの勝利を祝ってハイファイブしたのだった。
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