8. 一人娘とやる時にゃ
おばさんは茂君に数学の家庭教師をつけることにした。英語の家庭教師・純子先生の特訓が目覚ましい成果をあげているので、今度も女性の教師がいいだろうと考えた。下宿の男子学生に数学が得意な者はいるのだが、相手が男だと茂君がやる気を起さないだろう、おばさんは母親の本能でそう判断したのだ。
素晴らしい家庭教師が見つかった。数学の成績も抜群なのだが、20歳という年齢なのに16歳の少女のような清純な顔に、24歳ぐらいの肉体を持っているという希有な存在だった。茂君の勉学意欲を増進させるにはもってこいの女性である。
「慶子と申します。よろしくお願いします」挨拶に現われた女性はそう自己紹介した。
あまりの美しさにおばさんも茂君も呆然となった。授業は翌週からとなった。
茂君はその日の来るのが待ち切れなかった。浮き浮きわくわく、自然に口元が綻び、鼻の下が長くなった。自分は何て果報者なんだろうと思った。(素晴らしき哉、人生!バンザーイ!)
いよいよ初授業の日。茂君の勉強部屋に慶子先生が現われた。そして、40歳前後の中年女性も現われた。(え?なに、このヒト?)と茂君は思った。
「慶子の母でございます。初めまして」とその中年女性が自己紹介した。
その女性は、単に挨拶に来たわけではなく、慶子先生を送って来たわけでもなく、すたすたと授業用のテーブルに娘と並んで座ってしまった。茂君は、(お袋さんがついてたんじゃ、慶子先生を誘惑出来ないじゃないのーっ!)と困惑している。
「御説明いたしましょう」と慶子先生のお母さんが喋り出した。「慶子はうちの大事な一人娘です。ここまで育てるのは並大抵ではありませんでした。主人に死なれ、母一人子一人でございますからねえ。それはそれは大変でした。慶子はこれまでにも何人かの生徒さんの家庭教師を勤めて来ましたが、いつも男の生徒さんは慶子に挑みかかって、危険極まりないのです。で、私がこうして監視役になることにしたわけです。ま、ステージ・ママと同じですわね、ホホホ」
「じゃ、小母さん、毎週来るんですか?」と茂君。
「はい。慶子と私は一心同体とお考え下さい。勿論、謝礼は一人分で結構です、オホホ」
茂君はがっかりした。これでは慶子先生に手も足も出せないではないか。(ま、でも目の保養は出来るからいいか)と、茂君は思った。それは甘かった。
「2x+y=3とx−3y=−2という二つの方程式を満足させる解を求めるものを連立方程式と呼びます…」と慶子先生が授業を始める。
茂君がうっとりと慶子先生の顔に見とれていると、何かが茂君の頭を叩いた。非常に素早くて、何なのかさっぱり分らない。やがて、茂君は慶子先生のおっぱいを見つめながら、その大きさ、重さなどを推理していた。また、「ピシャリ!」と何かが茂君の顔面を叩いた。
「痛えなあ!」茂君は不平を云いながら、何が起ったのかきょろきょろと周囲を見回した。何も不審なものは見えない。茂君は念のため、テーブルの下を点検した。そして、慶子先生のお母さんの手に蠅叩きが握られていることを発見した。
「ひょっとして、小母さん、それでぼくを叩きました?」と茂君。
「お勉強に専念して下さい。娘をヘンな目で見ると、また叩きます」と慶子先生のお母さん。
「小母さん、ぼくはこう見えても慶子先生の雇い主ですよ」と茂君。「その雇い主を叩くというのはひどいんじゃありません?」
「娘をいやらしい目で見るのは厳禁です。嫌なら契約を破棄します」と慶子先生のお母さん。
「そんなあ。いずれにしても、生徒を蠅と同じに扱うという態度には抗議します」と茂君。
「連立方程式の解き方は、二つの式のいずれかを…」慶子先生が我関せずと続ける。
この日一日だけで、何度茂君が叩かれたことか。茂君は慶子先生をチラと見ることも出来ず、どこに目をやっていいか分らなかった。
翌週、茂君は慶子先生のお母さんを見つめることにした。これなら叩かれない。
「二つの式の両辺を、それぞれ何倍かして、xまたはyの係数の絶対値が…」と慶子先生。
「茂さん、なんで私ばかり見てるの?」と慶子先生のお母さんが聞いた。
「いや、小母さんをよく見ると美人だなあと思って。やはり、『この親にしてこの子あり』って言葉は正しいスね」と茂君。
「美人だなんて。ま、これでも昔は随分色んな男から言い寄られたもんですけどね…」と慶子先生のお母さん。
「お母さん、昔話は止めてよ。いま、授業の最中なんだから」と慶子先生。
「そんなこと云うけど、お前。私の歳で美人だなんて中々云って貰える台詞じゃないんだからね」と慶子先生のお母さん。
「よく見るとですねえ」と茂君。「目の美しさは全くそっくりですよね。そして形のいい眉、すらりとした鼻、そしてそのセクシーな唇。お二人とも素晴らしい美の典型です」
「慶子、私、この茂さん気に入ったわ。ちょっと場所変わるわね?」慶子先生のお母さんは、茂君の脇に移動して椅子を並べた。
茂君は「将を射んと欲すれば…」の作戦がこうもうまく行くとは思わなかった。もう茂君が慶子先生のどこを見ようが問題なくなったように見えた。しかし、問題はそう簡単ではなかった。
「もう一つの解き方として消去法あるいは加減法というのがあります…」と慶子先生。
慶子先生のお母さんは茂君の手を握った。テーブルの下なので、娘からは見えない。茂君は右手で計算式を書いたりしながら、左手で慶子先生のお母さんと指を絡めた。茂君には成り行きがよく飲み込めなかったが、自分に好意を持ってくれる女性には逆らえなかった。慶子先生のお母さんは大胆にも茂君の手を自分の太股へと導いた。茂君はびっくりした。つい慶子先生の目を見つめてしまう。
「どうしたの?茂君」と慶子先生。
慶子先生のお母さんがぎゅっと指を締め付ける。
「いえ、別に」と茂君が云って、問題に目を戻す。
慶子先生のお母さんはスカートをまくって、茂君の手をパンティの股の間に引き寄せる。そこは湿度90%に蒸れていた。
「axの自乗+bx+c=0をa、b、cが定数であるとすると…」と慶子先生。
茂君の指は慶子先生のお母さんのパンティの裾を掻き分け、おまんこを目指す。割れ目が見つかる。茂君の指は慶子先生のお母さんのクリトリスにタッチする。
「あああ」と慶子先生のお母さんが呻く。
「どうしたの、お母さん?」と慶子先生。
「いえね、一寸気分が…」
「悪いの?」
「良いの」と慶子先生のお母さん。
「変なの。授業の邪魔しないでよね」と慶子先生。
「bの自乗−4acが0になる時もあり、これは重解となるの」と慶子先生。
茂君は慶子先生のお母さんのおまんこに指を挿入する。
「うむむ!」と慶子先生のお母さん。
「お母さん!」と慶子先生。
「ご免!」と慶子先生のお母さん。
茂君は慶子先生のお母さんのおまんこの内部を掻き廻す。もう、数学の勉強など出来るものではない。
「茂君!あなた、集中してないみたい!」と慶子先生。「そんな態度なら、今日の授業はお仕舞いよ!」
「そんな!いま、いいとこなんですから!」と茂君。
「数学の問題解くのにいいとこも何もないでしょう!」と慶子先生。
「いや、非常に重要な発見が出来る予感が満ちて来てるんです」と茂君。
「数学的発見?」
「いえ、一寸違いますが」
「ただボーっとしてるように見えるわよ。今日はここまで」と慶子先生。
「慶子!止めちゃ駄目よ。茂さんに失礼よ」と慶子先生のお母さん。
「だって…」と慶子先生。
「だってもへちまもないわ!」慶子先生のお母さんは娘の頭を蠅叩きで打つ。
「何よー、お母さん!」と慶子先生が憤慨する。
慶子先生のお母さんは茂君の手を離し、茂君の股ぐらが完全勃起していることを確かめた。慶子先生のお母さんは茂君を引っ張ってベッドへ誘った。てきぱきと服を脱ぎ、茂君にも同じことを促す。茂君は本命の慶子先生をほったらかしていいのだろうか?と迷う反面、来るものは拒まずというポリシーに殉ずる決意で、ぱっぱっと裸になった。慶子先生のお母さんは中年とはいえお腹も出ていず、おっぱいとお尻のたるみも観賞に耐える範囲である。茂君としてもやりがいがあった。
もう股ぐらがびとびとだった慶子先生のお母さんには前戯など要らなかった。茂君はまだ生理があるであろう慶子先生のお母さんの年齢を勘案してゴムを装着し、一気におまんこを刺し貫いた。
「あおーっ!」慶子先生のお母さんが叫ぶ。
慶子先生は自分の母親の狂ったような行動が信じられず、口をあんぐり開けて成り行きを見守っていた。
「ああーん!あんあん!うぐぐ!茂さん、あなた最高!」と慶子先生のお母さん。
茂君は長く孤閨を守って来たであろう未亡人を天国に送るべく、ありとあらゆるテクニックを駆使した。両手でおっぱいを揉み、腰を激しく右旋・左旋させる。
「ぎゃああ!うぶぶぶ、おおおおーっ!し、死ぬーっ!」慶子先生のお母さんがイった。
(次章に続く)
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