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13. 兄と妹の会話

ある日曜日の朝、茂君が幸ちゃんの部屋にやって来た。
「幸、やらせろ!」茂君が云った。
ベッドで寝乱れていた幸ちゃんが薄目を開けて兄を見る。
「『やろう!』じゃなくて『やらせろ!』なの?」と幸ちゃん。
「うん、とにかくやりたいんだ」と茂君。「朝まらが立っただけかと思ったら、どうも溜り過ぎてるみたいなんだ。エロチックな夢は見ちゃうしさ」
「お兄ちゃん、溜るそばから出してる筈だから、溜り過ぎなんて珍しいんじゃない」
「食い物のせいかな?」
「お兄ちゃん、いま二回出来る?」
「ああ。出来ると思うよ」
「じゃあ最初は好きにしていいよ、あたしのこと無視して」と幸ちゃん。
「ほんとかよ?」と茂君。
「『やらせろ!』って、男が女の身体を使って性欲を発散させる感じじゃん?普通なら抵抗あるわ。あたしら道具じゃないんだから。でも、『やらせろ!』って結構マッチョで、たまにはそういう野性的な男に蹂躙されてもいいなって気もするの」
「ふーん?」初耳である。

茂君は妹の頭を抱えると、その口にペニスを入れ、喉元深く突っ込んで激しく出し入れした。
「むがががっ!お兄ちゃん!」
「何だ?」
「好きなようにしていいって云ったけど、乱暴はやめてよ!」と幸ちゃん。
「そうなの?」
「そうよ。ダッチワイフじゃないんだから」

茂君は妹のおまんこに触り、濡れているかどうかを調べた。濡れていた。茂君はコンドームをつけ、妹の身体を組み敷き、ぶすぶすとペニスを妹の体内に入れ、激しく腰を使った。
「あおおお。いいぜ!幸!最高だ!」茂君はどどどぴゅーんどぴゅーん!と射精した。

「なにお兄ちゃん!もうお仕舞いなの?」と幸ちゃん。
「うん。お前、好きなようにしていいっていったじゃないか」と茂君。
「でも、三こすり半よ!早漏になっちゃったの?」
「早漏じゃないよ。我慢しなかっただけだよ」
「男の人って我慢しないと、あんなに早いの?」
「お前、おしっこしたいけど、トイレが近くに無い時の感覚って覚えてる?」と茂君。
「よくあるわよ、そういうこと」と幸ちゃん。
「苦しいだろ?」
「苦しい」
「出したらほっとするだろ?」
「うん」
「男も相手をイかせなきゃなんない時は、トイレ探してる時と同じなんだ。本当はすぐ出せれば一番快適なのさ」
「ふーん、そうなの?じゃ、いまの良かった?」と幸ちゃん。
「ああ」と茂君。

「もしあたしが、自分勝手で他人のことなど考えない男とやるとするでしょ?そうすると、今のお兄ちゃんみたいに勝手に出して、『はい、お仕舞い』なの?」と幸ちゃん。
「徳川家の将軍を考えてみろよ。奥さんのほかに側室が一杯いて、しかも、次から次へ侍女に手を出すような我が物顔の奴。そういう奴が我慢したりすると思う?勝手に出してぐうぐう高鼾だよ」
「女の快感なんて考えてもくれないわけ?」
「全然」
「ひぇええ!」
「女性は仕方なく張形でイったのさ」と茂君。
「あたし、将軍の奥さんじゃなくてよかった」
「大丈夫。お前は側室どころか侍女にもなれないよ」
「こら!兄貴!」幸ちゃんは兄をぼかすか殴る。
「いてて、止めろ!」

兄妹は横になって抱き合っていた。幸ちゃんは兄のペニスを弄んでいる。勃起を待っているのだ。
「お兄ちゃん。あたしたち、結婚してもこんなことするかな?」と幸ちゃん。
「おれはしたいな。お前は特別だからな」と茂君。
「特別…なんなの?特別綺麗なの?特別いい身体なの?特別いいおまんこなの?」と幸ちゃん。
「馬鹿。お前はほかの誰とも置き換えられない実の妹ということさ」
「かゆいところに手が届くしね」と幸ちゃん。
「そういうこと。お互いにな」と茂君。

「でも、あたしの旦那やお兄ちゃんのお嫁さんが許してくれるかな?」と幸ちゃん。
「普通は駄目だね」と茂君。
「あたし、こそこそやんの、やだ」
「桃太郎は凄かったぜ。霞ちゃんは好きだけど、妹の樹里は別格なので、霞ちゃんと結婚したとしても妹ともずっとやるって宣言してた」と茂君。
「わあ!じゃ、問題なくやれるんだ」
「霞ちゃんの本当の気持は分んないけどね」と茂君。
「私の旦那が彼の妹としょっちゅうやってたら、うーむ…」と幸ちゃん。
「だろ?難しい問題だよ」

「お兄ちゃん、お母さんとはずっとやるんでしょ?」と幸ちゃん。
「うん。よぼよぼになるまでやって上げるって約束したから」と茂君。
「それはお嫁さんには秘密だよね、多分」
「うーん、どんな女性かによるよな」
「大らかな人だといいね」と幸ちゃん。
「お前が惚れた男の妹におれが惚れて、向こうも兄妹でやってるとなりゃ万事オーケーだけどな」
「いいね、それ」
しばらく二人は、二組の兄妹が入り乱れてやっている姿を想像した。

「あ、立って来た!」と幸ちゃん。
「やるか?」と茂君。
「お兄ちゃん。さっき、あたしお兄ちゃんの奴隷みたいな役だったんだから、今度はお兄ちゃん奴隷になってくれる?」と幸ちゃん。
「何やらせんだい?」
「あたしの身体、隈なく舐めてほしいの。足も腕もお尻の穴も」
「奴隷なんだから、何でもやるぜ」と茂君。
「じゃ、ババっとシャワー浴びて来る。待ってて」幸ちゃんが隣りの浴室に駆け込んで行く。

濡れた身体を拭きつつ幸ちゃんが戻って来た。
「兄上。どこもかしこもクリーンだからね。安心して舐めて」と幸ちゃん。
「おーし。可愛い妹を舐めてやる。来い!」と茂君。
「奴隷のくせに威張ってる。舐めたらいかんぜよ」と幸ちゃん。
「じゃ、舐めない」
「いやん。舐めて!」
「姫君。お身体を舐めさせて下され」
「苦しゅうない。近う寄れ」
「先ずおみ足から。おお、綺麗で短い足でございますな」茂君が幸ちゃんの足を持ち上げる。
「“短い”は余計じゃ」と幸ちゃん。

茂君は幸ちゃんの足指を一本ずつ丁寧に舐める。
「おおお。よい気持じゃ。あとで褒美におまんこも舐めさせてやるぞ」と幸ちゃん。
「はっ。ありがたき幸せ」と茂君。
「これ、足の裏は舐めんでよい。うひひ。ひゃはは。やめろと申すに!ひひひ!」
「では、ここはいかがで?」茂君は足指の股を舐める。
「うむむ。よき心持ちじゃ。あとで褒美におまんこさせてやる。喜べ」
「身に余る光栄にござります」

茂君は幸ちゃんの腕を取り、舐める。
「いかがでございます?」と茂君。
「あまり感じないのう」と幸ちゃん。
「では、これは?」茂君が幸ちゃんの腕を持ち上げ、脇の下を舐める。
「ぐはははははっ!きーぃひひひっ!」幸ちゃんがもがき苦しむ。「おまんこさしてやんない」
「しかし、姫君はどこもかしこも舐めろと申されました」と茂君。
「性感帯じゃないとこ舐めんなっての!」と幸ちゃん。

「ここはいかがでしょうか?」茂君は乱暴に幸ちゃんを引っ繰り返し、お尻の穴を舐める。
「うほほほ!むむむ!あほほほん!」幸ちゃんがよがる。
「御褒美に珍々を入れさせて頂いてよろしいでしょうか?」
「駄目ーっ!そこはまだ処女にしとくの。結婚するまでとっとくの」と幸ちゃん。

茂君は身体をずり上げて、幸ちゃんにキスする。
「うおっぷ!お尻舐めてからキスすんのーっ?」と幸ちゃん。
「だって、クリーンだって云ったじゃない」と茂君。
「んん、まあね。よし、いいわ。自分のお尻の味だから、仕方ない」
二人は長々とフレンチ・キスをした。

茂君は幸ちゃんの首筋を舐め、耳を舐める。
「おうおうおう!うふふん」幸ちゃんがよがる。
「いいよな、女は。性感帯いっぱいあって。男なんか珍々だけ」と茂君。
「男だって乳首気持いいそうじゃん?」と幸ちゃん。
「でも、あへあへ云うほどじゃないよ」
「可哀想。でもさ、女に性感帯いっぱいあるから誘惑しやすいんじゃん?おまんこ一ヶ所だけだったら苦労するでしょ」
「それは云えるな」

「そろそろ、おまんこ舐めて!」と幸ちゃん。
「よし」茂君が身体をずり下げる。「お前、自分の愛液舐めたことある?」
「ないよ」
茂君はおまんこから流れ出した愛液を舌ですくい取り、また身体をずり上げる。
「いいよ、そんなもの、お兄ちゃん。あたし要らないよ」と幸ちゃん。
茂君は許さず、幸ちゃんにキスし、幸ちゃんに自分の愛液を味わわせる。
「んもーっ!いいって云ってるのに」強制された幸ちゃんが抗議する。

茂君は幸ちゃんの割れ目を開き、先ず尿道口周辺を舐めた。
「うおーっ!」幸ちゃんがよがる。
茂君は尿道口からクリトリスへと舐め上げる。
「ひーい!むふーん!」
茂君は、今度はおまんこ下部を押し広げる。赤い穴が現われ、幸ちゃんの襞々が曝け出される。茂君は穴の入り口をぺろぺろし、次第に穴の奥へと舌を差し入れ、蛇の頭のように四方を舐め回す。
「あおおおお!うぐぐっ!うむむう!」幸ちゃんの興奮は昂まる一方である。
茂君は穴からベローっとクリトリスまで舐め上げ、また穴まで舐め下ろす。
「おおっ!おおっ!お兄ちゃん、やって!入れて!」幸ちゃんはもう我慢出来ない。

茂君は新しいコンドームをつけ、幸ちゃんのおまんこにずぶずぶとペニスを入れる。
「あおーん!」幸ちゃんが満足の声をあげる。
茂君は幸ちゃんのまだ平らな胸の乳首を撫でながら、ピストン運動を開始する。
「うむん、ううんが、うぐぐ!」幸ちゃんは兄のお尻に両脚を絡ませ、兄の動きに同期する。
茂君が幸ちゃんの耳に口を寄せて囁く。
「幸。お前、いいやつだな。ずっとやらせろよな?」
「兄貴、死ぬまでやらせるぜ。あおおお!」
幸ちゃんは兄に愛されていることが幸せだった。その幸福感は性の快感を増幅させた。絶頂は近かった。
「あぐぐ、あうう、あああ、お兄ちゃん、おに…、あぐわあああっ!」幸ちゃんがイった。
茂君は妹の口に吸い付き、妹と舌を絡め合った。茂君の両手は幸ちゃんの柔らかいお尻の肉を揉みしだいた。おっぱいが平らな今、そこが妹の一番肉感的な部分だった。茂君はペニスで妹の身体の中の隅々を突いた。
「あああ、おおっ!」幸ちゃんがまたよがり出した。
茂君は激しくおまんこしながら、幸ちゃんのお尻の穴に指を一本入れる。
「むぐう!おおうおおう!」
「幸、行くぜ!」と茂君。
「お兄ちゃん!」幸ちゃんが叫ぶ。
茂君がエネルギーの全てを使って、妹の身体にペニスを打ち込む。お尻に入れた指もひくひくさせる。
「ぐわああ!」幸ちゃんが悲鳴をあげる。
「幸ーっ!」どばどばどぴゅーんと茂君が発射する。
「おごご、うぐーんっ!」幸ちゃんが二度目のクライマックスを迎える。

兄妹は汗みどろで抱き合い、しばし余韻を味わっていた。
「あたし、二度も続けてイった。凄ーい!」と幸ちゃん。
「“処女”のお尻に指入れちゃったけど、いいか?」と茂君。
「あの程度ならだいじょぶ」
「おい、幸」と茂君。
「なに?」と幸ちゃん。
「おれたち、誰かと結婚なんかしなくていいんじゃないか?」
「そうね。でも子供生めないじゃん?あたし、実の息子とやりたいわ。お母さんみたいに」
「そうか。そう云われれば、おれも自分の娘とやりたいや」
「やはり結婚すんのよ。でも、ずっとやろうね?」と幸ちゃん。
「うん」と茂君。

兄妹は遠い将来を思いながら、ひしと抱き合った。




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