9. ♀♀+♀♀+♂茂君が離れの勉強部屋で勉強していた。そう、茂君もたまには勉強するのだ。そこへ、どやどやと四人の女性が乱入して来た。三千代さん(26歳見当)、霞ちゃん(17歳)、リンダちゃん(18歳)、それに幸ちゃんだ。くノ一忍軍である。幸ちゃんも、一ヶ月とは云え訓練を受けたくノ一予備軍である。 「何なの、一体?」と茂君。 「お嬢さんたち!」三千代さんが若い娘たちに呼びかける。「幸ちゃんとリンダ、霞ちゃんと私の組み合わせでやってみましょう。男役は先ずリンダと霞ちゃんね」 いつの間にか女性たちは素っ裸になっていた。茂君のペニスはビビーンとおっ立ってしまう。四人もの女性の裸を同時に見られるのは、そう頻繁にあることではない。しかも、どの一人を取っても若く美しい身体の持ち主ばかりなのだ。茂君はごくんと生唾を飲んだ。 「では、始め!」三千代さんが号令し、ストップ・ウォッチを押す。 三千代さんと霞ちゃんは床に座って抱き合い、おっぱいを揉みながら顔をすり合わせた。霞ちゃんが唇を三千代さんの顔に近づけ、首や耳の辺りを唇で撫でる。霞ちゃんの吐息が三千代さんの耳にかかる。 茂君は女性同士の前戯を目を丸くして見入っていた。普通レスビアンを覗き見ることはないから新鮮なショーでもあり、その繊細なプロセスは素晴らしかった。もう一つ、茂君が考えずにはいられないことがあった。霞ちゃんがまだ瘋魔一族の手先として柳生の秘宝を盗みに来て捕らわれた時、三千代さんはプロ同士として冷酷に霞ちゃんを扱った。茂君に霞ちゃんをレイプせよとまで云ったのだ。【『柳生の秘宝を守れ』参照】その敵同士がいまお互いを愛しむように、おっぱいを撫で合い、優しくキスしあっている。三千代さんは“訓練軍曹”格の班長で、霞ちゃんを指導すべき立場でもあったし、今では私生活でも孤児の霞ちゃんを妹のように面倒見ていた。霞ちゃんも三千代さんを尊敬し姉のように慕っていた。だから、二人の愛情表現は演技ではない。茂君は、二人の姿を見ながら過去・現在に思いをいたし、若干の感動を覚えていた。 リンダちゃんと幸ちゃんのペアの関心はもう下半身に移っていた。リンダちゃんは69の姿勢を取った。二人はお互いのクリトリスをぺろぺろ舐め合い、指をおまんこに出し入れした。 茂君は初めて見る超特大ディルドに目を見張り、よく見ようと二人のそばに近寄った。そのディルドは日本男性の平均より太く、半分に分けたとしても通常の男性のものよりずっと長い。あれなら、容易に女性の子宮口に届くだろうと思われた。茂君はいささか自信を喪失し始めていた。(あんなものを使われたら、彼女たちはもう男のそばへ来てくれなくなるのではなかろうか?) リンダちゃんはディルドを入れたまま幸ちゃんの身体に覆いかぶさった。シリコンゴムのディルドは問題なく二つに折れ曲がって耐えている。リンダちゃんは幸ちゃんのまだ平らな胸の乳首を舐める。リンダちゃんの金髪が幸ちゃんの胸にかかる。リンダちゃんも幸ちゃんも腰を使う。しかし、その姿勢はあまり具合よくなかった。ディルドは二人のお尻の方に突っ張っていてGスポットに当たらないし、第一腰を突き出しても反動もなく、段々ディルドがはみ出して行くのだ。 二人は体勢を変えた。ディルドを各自のおまんこに納めたまま、反対を向いて四つん這いになる。お尻が向かい合っていて、ディルドが二人を連結している。やった後離れられなくなった犬のようでもあるし、喧嘩別れしようとしている蛙のようでもある。しかし、これは良かった。片方がお尻を突き出すと、ディルドがもう一方の子宮口に届く。両方がお尻を突き出すと、二人がよがる。 見ている茂君も(こりゃ、気持いいだろう!)と思わされた。茂君は女性たちを連結しているディルドに顔を寄せた。幸ちゃんのおまんこからはしとどに愛液が滴り、ディルドを濡らしている。リンダちゃんの金色の陰毛に囲まれたおまんこを出入りする黒いディルドも濡れて光っている。その金と黒の色の配合がエロチックだった。茂君はもう我慢できなかった。ばばっと服を脱ぐと、勃起したペニスをリンダちゃんの口の前に持って行く。 茂君は三千代さんと霞ちゃんの組へにじり寄る。こちらは霞ちゃんがベルト付きペニスを装着して三千代さんのおまんこを攻めていた。三千代さんは自分で自分のおっぱいを揉み、乳首を摘んでいる。霞ちゃんはペニスの出し入れだけでなく、両手の親指を三千代さんのクリトリスにそっと当てている。ピストン運動に同期してクリトリスが刺激される。これは効く。 茂君は目の前の霞ちゃんのお尻が空いていると考えた。茂君はペニスにコンドームを装着し、ワセリンの瓶を取って霞ちゃんの肛門付近に塗りたくる。 女性たちのよがり声を聞きながら、茂君は勃起したペニスをかかえておろおろしていた。女性の誰も相手にしてくれない。通訳の仕事なんてないみたいだし、もう緑さんか百合子ちゃんを探しに出て行っちゃおうかと思うほどだった。 その時、訓練が終了した。 茂君はしばらく黙っていた。女性たちも彼の沈黙に気付き、息をひそめて次の一言を待った。 「おおーっ!みんな大好きーっ!」と茂君が云った。 |
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