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02. 少女おまん

萬造に選択の余地はなかった。二日後、庄屋が萬造の家に忍んでやって来ることになった。その晩、萬造はおまんを一番風呂に入れた。いつも仕舞い湯に入っていたおまんは驚き、躊躇した。訳が分らなかった。
「ええんだ。風呂さ入(へえ)って身体の隅がら隅まできしぇに(綺麗に)すっだ」萬造が云った。「ぺっちょ(おまんこ)も綺麗に洗うだ。わがたが?」
おまんは父親に云われた通り、身体を綺麗に洗った。汚れた仕舞い湯ではないから、心も身体も綺麗になる心地がした。12歳のおまんは顔立ちこそまだ幼く胸もまだ出ていなかったが、お尻は丸く膨れ、太股にも肉がついて女らしさを漂わせ始めていた。恥丘は盛り上がっており、大陰唇が大きく膨らんで秘部を覆い隠している。おまんは、どうしてなのか分らなかったが、父親の云いつけ通り、割れ目を開いて尿道口付近や膣の内外を洗い、ざあざあとお湯をかけた。

萬造は、都会の紡績工場に出ている長女・おつるの浴衣を出して待っており、それを着るようにおまんに命じた。いつもつけている腰巻きの着用は許されなかったので、おまんは素裸の上に姉の浴衣を着た。おまんが浴衣を着ている間に、萬造は亡き妻が使っていた比較的綺麗な布団を引っ張り出し、囲炉裡の横にのべた。おまんには何が始まるのか分らなかったが、普段でもむっつりとした父親が恐いような顔をしているので、聞くことはためらわれた。
「浴衣(ゆがだ)着たら、ここさ来(こ)」萬造が布団の上に座って手招きした。おまんがやって来て子供らしくぺたりと座ると、萬造は娘に噛んで含めるようにゆっくりと話し始めた。「よぐ聞くだ、おまん。おめ(お前)も庄屋さあ知ってるべ。庄屋さあはお父(どう)に畑や金を貸してくれでる大事なお人だ。その庄屋さあが、おめ(お前)はめんこいがら抱いて可愛(めんこ)がりでと云ってるだ。庄屋さあがおめ(お前)に何をしてもちょど(じっと)してろ。泣いたり騒いだりしちゃなんね、わがたが?何でも庄屋さあの云う通りにすっだ。すぐ済むがら我慢してんだ。わがたべね?」
おまんには父親の云っていることがよく分らなかった。「可愛(めんこ)がる」というのは、普通は頭を撫でたり軽く身体を抱き締める行為で、わざわざ「じっとしてろ」などと云うほどのものではない。おまんは人見知りする方ではなかったから、知らない人から身体を触られても別に泣いたりはしなかった。庄屋の顔は知っていたし、父親が庄屋に頭が上がらないことも子供ながらに察していた。「可愛がる」が頭を撫でるぐらいでないことは、一番風呂とつる姉ちゃんの浴衣が雄弁に物語っていた。何が起るのか不安である。だが、この家に住む限り父親の云いつけには背けない。おまんは微かにこっくりした。
「よし。んだら(そしたら)、庄屋さあが来るまで横んなってろ」
おまんは布団に潜り込んだ。

萬造は長男・宗治を伴って、浴衣掛けで隣家へ出向いた。宗治には何も話していない。借金返済のために処女の娘の身体を地主に自由にさせるなどと、とても息子に云えることではなかった。隣家には稲の病害に関する農家同士の相談という体裁で出向き、庄屋に心置きなく娘とおまんこさせる腹であった。

その頃、庄屋は徒歩で萬造の家に向っていた。女房には、萬造の借金の催促に行くと云ってあった。収穫前のこの時期に金の話をしても、小作の誰一人払える筈はなかった。また、萬造を呼びつければ済むものを、わざわざ出掛けて行くというのも妙だった。しかし、女房は「他にも廻るところがあるのだろう」と考え、疑問を口にしなかった。

庄屋はわくわくしていた。当時、娘たちは14〜16歳でも嫁に行くことが珍しくなかった。しかし、戦国時代の政略結婚でもあるまいし、12歳は結婚適齢期以前である。生理どころか、胸も平らで、恥毛も全くない子供なのだ。正常な男は子供とおまんこしようなどと考えない。子孫繁栄を保証する豊かな乳房と大きな腰に憧れる。雄(♂)である男性は、本能的にそうした豊かさに惹かれるものだ。性交しても妊娠する可能性がない子供に惹かれるのは動物として異常と云うほかはない。庄屋は自分の女房、妾、女中、小作人の女房たち、町の芸者、都会のキャバレーの女、売春婦などとやりまくったあげく、新しい刺激に飢えていた。庄屋には長男、次男と末娘がいた。彼の娘・千恵は丁度おまんと同じ12歳である。庄屋はその時期の女の子の新鮮なおまんこを思い描いた。自分の娘とやる気はなかったが、奴隷も同然の小作の“へなこ”(女の子)ならやれるかも知れないと考えた。子供との性交という妄想はどんどん膨らんだ。小作人の中から千恵と同年代の子供を持つ家を探し出し、借金の多寡を調べた。そうして、萬造の娘おまんに白羽の矢を立てたのだった。

「おばんです」萬造の家に着いた庄屋が声を掛けた。萬造が留守であることは打ち合わせ済みで知っている。しかし、一応声を掛けてみたのだ。返事はない。「ごめんよ」庄屋は土間で下駄を脱ぎ、ずかずかと家の中に入って行った。

炉端に布団が敷かれており、その布団が12歳の子供の背丈ほどに盛り上がっている。庄屋はにんまりした。この娘っ子の身体をおもちゃに出来るのだ。どこの親だって、幼い生娘の身体をジジイの自由にさせていいなどと思わない。借金のため、生活のため、生きながらえるため仕方なく許すのだ。庄屋は先祖に感謝した。先祖が残してくれた土地と、それを貸して小作から搾取する金のせいでこんな真似が出来るのだ。

庄屋はおまんを驚かさないように、「おまんちゃん!」と声をかけた。庄屋は普段小作人の娘を“ちゃん”づけで呼んだりしない。これから処女を奪おうとする相手への精一杯の愛想であった。布団がわずかに動いた。おまんは眠ってはいなかった。庄屋はミシミシと古い家の床を踏み、布団の傍らにしゃがんだ。貰われて来たばかりの子猫が見知らぬ人間を警戒するように、おまんは布団から目だけ出していた。庄屋は出来る限りの猫撫で声を出した。「おまんちゃん。お父(とう)から聞いてるべ?小父さん、おまんちゃんを可愛(めんこ)がりに来ただ。ええな?気を楽うにすっだ」

庄屋は布団をめくっておまんを抱き起こし、赤子のように抱っこした。おまんの顔が間近になる。おまんは大きな目に太い眉、ぷっくらした頬、可愛く丸い鼻、めくれ上がったような小さな唇で、食べてしまいたくなるような愛らしい顔をしていた。「おお、おめ(お前)は可愛(めんこ)いな。めんこいおぼごだ」庄屋はおまんの身体を抱きかかえ、おまんの顔に頬ずりした。おまんの首を舐め、頬を舐め、耳を舐め、瞼を舐めた。おまんは驚愕した。撫でられるのではなく舐めらるとは!初老の男のねちっこい舐め方には鳥肌が立った。何なのだ、これは!おまんは顔を背け、庄屋の口が自分の口に触れないように藻掻いた。ついに庄屋の口が迫った時は、身体をのけ反らせた。しかし、逃げられなかった。庄屋の口はおまんの12歳の唇に吸い付き、さらに庄屋の舌がおまんの歯をこじ開けて口中に侵入して来た。「うがが!」おまんは庄屋の無精髭がチクチクするのも嫌だったが、煙草の苦い味のする舌はもっと嫌だった。その舌を弾き返そうとすると、逆に庄屋と舌を交えることになってしまう。庄屋を驚喜した。12歳の子供と接吻することなど、これまで考えたこともなかった。汚れのない少女の小さな舌を舐め廻し、唾液を交える。庄屋は、何も知らない子供を性の餌食にする異常な悦びにぞくぞくした。

庄屋は片手でおまんを抱きかかえて舌の接触をしながら、一方の手でおまんの浴衣を脱がせた。おまんは下着など一切着用しておらずすっぽんぽんで、またまた庄屋を喜ばせた。庄屋はおまんの身体を布団に横たえた。庄屋は自分の12歳の娘の裸などしげしげと見たことはなかった。少女の裸はおまんの身体が初めてである。おまんは透き通るような白い肌をしていた。両手が万歳するように無防備に上に伸ばされている。乳房や恥毛があれば、手でそれらを隠したろうが、まだ隠すものなど何もない子供なのだ。おまんはよく知らぬ男に裸を見られ、恥ずかしさで目をぎゅっとつむっていた。握られた拳は緊張で白くなっている。股はぴっちりと合わされているが、もっこり盛り上がった外陰部は隠れておらず、深く刻まれた割れ目の上端が見えている。おまんの太股はもう女の兆しを見せてふっくらとしていて、掌を楽しませてくれそうだ。庄屋はおまんの全裸姿を食い入るように見詰めた。この子供をこれから犯すのだ。12歳の処女。そのおまんこはどんな味か。庄屋の心臓はどきんどきんと早鐘を打っていた。

庄屋は屈み込んで丸裸の12歳の少女の身体を撫で廻した。すべすべの素肌がおまんの幼さを象徴していた。おまんの平らな胸についている二つの乳首に見蕩れた。少年の胸と全く変わらないあっけらかんとした胸。だが、いずれそれは丸く膨らんで来る女の胸なのだ。庄屋は乳首の一つに口をつけた。ぷーんと石鹸の匂いがした。おまんは自分を迎えるために風呂で身体を磨き上げたようだ。庄屋は心の中で萬造の配慮を褒めた。これなら、この子のどこを舐めてもよかろう。うしし。

庄屋はおまんの乳首を軽く噛んだり、舌で弾いたり、ぺろぺろ舐めたりした。おまんが唸った。それはこそばゆかっただけだったのだが、庄屋は快感のうめきと誤解した。庄屋はもう一方の乳首を舐めながら、一方の乳首を弄んだ。これまで、ぶるんぶるんする豊かなおっぱいばかりいじっていて、こうも固く平らな胸は初めてだった。それが、いま自分の相手が幼い子供なのだと実感させてくれ、庄屋は否応なく興奮した。

庄屋の手はおまんの胸から下方へと下りて行った。細くくびれた胴、丸みを帯びたお尻。庄屋はおまんの幼い尻を揉んだり鷲掴みにしたり撫でたりして、その感触をとことん楽しんだ。熟れた女にはない固さの残る肉も子供であることを実感させた。柔らかい太股の肉も押したり揉んだりした。庄屋は身体をずり下げ、おまんの股ぐらに顔を寄せる。ここでも爽やかな石鹸の匂いが鼻をくすぐった。庄屋は12歳のおまんこを舐めようとした。固く閉じられたおまんの両脚をこじ開ける。おまんは必死で抵抗した。庄屋が強引に自分の恥ずかしい所を見ようとするのは「可愛がる」という行為ではないと思った。しかし、大の男の腕力に勝てるものではない。おまんの股は寸刻みで押し広げられて行った。
「やんだ(いやーん)!」おまんが叫ぶ。
庄屋はおまんの声に反応した。これまでも嫌がる女をものにしたことはあったが、これは女ではない。子供なのだ。庄屋は子供と性交するという異常性欲に興奮し、ついにその摩羅を勃起させた。12歳であろうが14歳であろうが、その勃起した摩羅をこの子の身体に埋め込まずにはいられない。どんな味か想像もつかないが、きついであろうおまんこに摩羅を出し入れして快感を貪りたかった。生理もない少女の体内に精液をどばどばとぶちまけたかった。庄屋は両の手でおまんの太股をぐいーん!と左右に開いた。
「あーん!」おまんが嫌がる。
庄屋の目の前に少女のおまんこが曝け出された。それはぷっくらと盛り上がって割れ目を閉じ、内部を隠している。庄屋は誰も見たこともなく触れたこともない処女のおまんこを凝視した。この汚れなきまんこをこのおれが汚(けが)すのだ。この子の一生に、消そうとしても消せない烙印を押すのだ。庄屋はおまんの割れ目に顔を近づけ、べろべろと舐め始めた。




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