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51. 実技検定

男先生はおまんの身体に覆いかぶさり、そのおまんこに勃起した摩羅をぶすりと突き刺した。清蔵はびっくりした。他人の性交を見るのはこれが初めてであった。男と女がこんなにもあっけなく人前で交われるとは信じられない思いだった。 「あ、清どん。君は女先生とやっちゃ駄目よ。出ちゃうと困るから」と男先生。
「どしてん?」と女先生。「あなたはおまんちゃんとやってるのに。ずるい!」
「これは講義の一環だよ。清どんは見るだけ」と男先生。「清どん。君は本能的にこういう動きをする筈だ」男先生が腰を前後させて摩羅を入れたり出したりする。
「んだっす」と清蔵。
「こういう動きはどうかね?」男先生が腰を回転させる。おまんが身体を弓なりにしてよがる。
「やったごどねっす」
「これは?」男先生は腰をずり上げずり下ろす。おまんが呻く。
「ねえっす。しぇんしぇ(先生)、それは陰核を攻めでるでがんすか?」
「その通り!よく分ったね。この動きは摩羅を刺激しないから、時間を引き伸ばせる。女だけ気持良くさせるんだ。覚えておくように」
「へえ」清蔵が頷く。

「では、いよいよ早漏防止の鍛錬に移ろう」おまんから摩羅を抜いた男先生が云う。「あ、家(うち)に小豆島産のオリーブ油があったね。あれ持って来て」
「はい」女先生が台所へ立つ。
「清どん。君にこれからせんずりをして貰う」と男先生。
「えーっ?」と清蔵。
「えーっ?」とおまん。
「君の使命は30分もたすことだ。そのためにはこういう擦り方だけではいかん」男先生は手の平を丸めて摩羅を包み、すぽすぽさせる。「これは気持いいが早漏への一本道だ。こういう擦り方も交えること」男先生は掌を伸ばし、摩羅の右横や左横、そして上の部分を擦る。「射精したくなったら、三つの防止策がある。一つは腹式呼吸だ。下腹に力を篭めて深く息をする。大抵の射精衝動はこれで止まる。それでも収まらなくて射精したくなったら、親指を尿道口にあてて、摩羅全体をぎゅっと握る。それでも駄目なら、親指と人差し指で作った輪で摩羅の付け根を絞るように握る」男先生は全ての動作を実演し、清蔵もそれを見ながら真似た。
「男の人って大変だなっす」とおまん。
「女は寝っ転がってるだけで申し訳ないみたいね」と、戻って来た女先生。
「そうさ。男は女をよがらせるために凄い苦労してるんだ」と男先生。「清どん。今云った方法がどれも駄目だったら動きを止めていい。しかし、それも10秒程度だ。それ以上休むと、イきかけている女がイきそびれてしまう。分った?」
「へえ」と清蔵。

「じゃあ、清どんはここに寝て。女先生は清どんの頭の上に、足の方向いて跨がって。そうそう」男先生が二人の体勢を指導する。「清どんは女先生のおまんこを舐める。女先生は清どんの摩羅に油を垂らす役目だ。清どん、ではせんずり始め!」
「あたしが擦ってあげてもいいわよ?」と女先生。
「君には射精したくなったかどうか分らんだろ。当人にやらせなさい」
「はーい」と女先生。
清蔵の目の前に女先生の割れ目があった。陰毛に囲まれた30代の熟したおまんこ。女先生が両手で割れ目を開き、濡れた蛤状の肉を露出させる。清蔵は陰核を見定めてしゃぶりつく。
「あーん!」女先生がよがる。
清蔵は女先生の太股ごしに自分の摩羅を掴んで擦り出す。女先生がオリーブ油を摩羅に垂らす。

その横では男先生がおまんの平らな胸の乳首を舐め、お尻を撫でていた。
「しぇんしぇ(先生)。もう助手は要らねえんでねえがっす?」おまんが皮肉を云う。
「可愛いい顔してそんなこと云わないで。素直にやらせなさい」と男先生。
「お多代様の方がめんこいだべした?」
「やらしてくれないお多代ちゃんより、やらしてくれるおまんちゃんの方が可愛い」男先生がおまんの割れ目に指を突っ込む。
「んんんーっ!」おまんがよがる。
男先生はGスポットを刺激する。
「あはーん!」おまんが大きく口を開けて快楽を貪る。
男先生はずぶりと勃起した摩羅を突っ込み、おまんこを始めた。

「二分!」と女先生。清蔵におまんこを舐められて快感を味わいながらも、壁の時計で経過時間を計っているのだ。 清蔵は必死だった。おまんこを舐めている興奮をなだめながら、中断することなく自慰を継続しなければならない。男先生が云った通り、摩羅の下部の快いところだけ擦っているとすぐにでも射精したくなる。摩羅の横や天辺を擦って衝動を逸らす。
「三分!」と女先生。
「清どん、頑張れ!」男先生がおまんとやりながら云う。
「義兄(あん)つぁ、我慢して!あはーん」おまんがよがりながら云う。
清蔵は苦悶していた。いつもの自慰行為なら、もうとっくに射精しちゃって切ないような苦しいような快感を味わっているところだ。しかし、今日、それは許されていない。30分経つまで出しちゃいけないのだ。清蔵は横隔膜を使った深呼吸をした。摩羅全体をぎゅっと握った。射精衝動が一歩退いた。
「四分」女先生が摩羅にオリーブ油を垂らす。
清蔵の射精衝動は退いたものの、やはりそれは一触即発の状態で前面に留まっている。出したい。出してはいけない。清蔵は小便や大便を我慢している人間のように身を捩(よじ)って悶える。深呼吸。今度は摩羅の根元を指の輪で締める。
「五分」女先生は清蔵の苦悶を感じ取って泣きそうだった。清蔵にぴゅぴゅぴゅーんっ!と射精させてやりたい。それが女先生の母性本能であった。
「あうーんっ!」男先生のテクニックでおまんがよがる。
清蔵はおまんのよがり声を聞いた。女先生のおまんこが目の前にある。興奮材料ばかりである。しかし、清蔵は堪(こら)えた。色んな角度で摩羅を擦って射精を引き伸ばした。

「六分」女先生が清蔵の摩羅にオリーブ油を垂らしながら伝える。
誰もが清蔵の新記録を意識していた。
「清どん、お多代ちゃんがイくまであと24分!」と男先生。
「あたしがイくまであと14分!」とおまん。
「あたしがイくまであと9分!」と女先生。
そう云われたら清蔵が射精出来るわけがない。清蔵は摩羅の天辺や左右を擦って刺激を和らげる。女先生がオリーブ油を足す。
「あうーんっ!」おまんがよがる。
おまんのイきそうな声を聞いた清蔵に(おれもイきたい!)という悪魔の囁きが聞こえる。しかし、これだけの応援団がいる前で出しちゃっては男の恥である。清蔵は指の輪で摩羅の根元を締めて危機を回避する。
「八分!」と女先生。清蔵に舐められてよがって、一分飛ばしている。
「十分経てば苦しくなくなる。がんばるんだ!」と男先生。
「あうあうあうーっ!」男先生にやられながら切ないよがり声を出すおまん。清蔵どころではないのだ。
「十分!凄いわ!」と女先生。

清蔵はもう何度か諦めかけていた。出しても謝れば済むという気もした。たった一回で30分我慢出来るわけがないとも思った。(いま出せたら、どんなに気持いいだろう!)と思った。しかし、出すのはいつでも出来る。最後の最後まで頑張ろう…と思い直した。そう考えると、自慰の快楽が楽しくなって来た。おっ母さんに見つかる前に出しちゃおうという時は、こんな楽しさはなかった。射精一歩手前で堪(こら)えるのは、自虐的快楽とも云えた。男先生が云ったように、十分を過ぎると余裕が生まれた。摩羅の性感帯を大胆に擦っても危機感は感じなくなった。
「15分!」女先生が怒鳴った。自分がイける時間である。
「あわわーんっ!」おまんがイった。
「おおーっ!」男先生がイった。
清蔵はそれを聞きながら、なおもせんずりを続けた。(射精したい!出したい!)という欲求は常にあったが、清蔵の脳が(ここはトイレではない。我慢しろ!)と摩羅に云い聞かせた。
「20分!」
「もう駄目っす!」清蔵はせんずりを止めた。限界であった。しかし、射精はしなかった。

「清どん、偉い!お多代ちゃんは駄目でもおまんちゃんはイかせられるぞ!」と男先生。
「あたしもよ!」と女先生。「さ、やって!」
「おいおい!」と男先生。「清どんは危機一髪なんだぜ。君がイけるわけないよ」
「清どんのこのでかいのが欲しいのよ。イけなくてもいいの」
「じゃあ勝手にしなさい」男先生が匙を投げる。
「清どん、やって!」女先生が寝転がって股を開く。
清蔵はまだ完全に自信を持ったわけではなかった。しかし、20分我慢出来たのであれば、女をイかせることが出来ると思った。女先生の身体に乗っかり、自分の唾液と愛液でびじょびじょのおまんこに摩羅を突っ込んだ。少年のでか摩羅に感動している女先生の顔を見つめながら、(いい女だ!生まれてから三人目の女だ!)と思った。清蔵は女先生の口に吸い付き、舌を絡め合った。あたたかくぬるぬるのおまんこが快い。清蔵は激しく女先生の身体を突き上げた。
「うおーっ!」女先生が狼のように吠える。
清蔵は成熟した女をよがらせている自分に満足した。と、その時、毎度お馴染みの射精衝動が走った。(いけね!)清蔵は腹式呼吸で射精を回避しようとした。衝動は収まらない。精液がとば口でスタンバイし、「発射準備完了」と伝えて来た。(駄目!駄目っ!)清蔵の脳味噌が怒鳴る。清蔵が摩羅の根元を指で締めようと摩羅を少し抜いた途端、どばどばーんっ!と射精してしまった。
「ああーっ!」と清蔵。
「三分」冷ややかな男先生の声がした。




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