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58. 卍巴

清蔵が勃起した摩羅を母親の肛門にあてがう。亀頭が入りそうになるが、油でつるつるして逸れてしまう。
「お母(が)さま、“けづめど”(尻の穴)を緩めでけらっしゃい」と清蔵。
「深呼吸するだ、美代!」と久蔵。
「へえ。すーっはーっ!すーっはーっ!」美代が尻の緊張を緩め、深呼吸を始める。
清蔵は母親が息を吐くのに合わせて摩羅を押す。少しずつ亀頭が美代の肛門にめり込んで行く。
「いでで(痛い)。清蔵、すこす(少し)待ってけろ」と美代。
「清蔵、きもむ(焦る)でね。ゆっくりやるだぞ」と久蔵。
清蔵が額の汗をぬぐう。肛門性交がこんなに大変なものとは思わなかった。
「ええべ」と美代。「すーっはーっ!すーっはーっ!」
清蔵がじわじわと腰を押す。きつい。多代やおまんの膣よりずっときつい。清蔵の額にまた大粒の汗が浮かんで来る。ふっと、ある時点で亀頭を締め付ける力が消えた。直腸に突入したのだ。
「入(へえ)った!」清蔵が叫ぶ。
「ふーっ!」久蔵が安堵の溜め息を漏らす。
美代の身体の二つの穴は二人の男の摩羅によって塞がれた。一人は夫、一人は息子。清蔵がぴくぴくと摩羅を動かす。それを感じ取った久蔵も、摩羅をぴくぴくさせる。美代も男たちの無言の信号のやりとりを感じ、肛門をぴくぴくと締める。男たちが美代の信号を受け取る。家族の一体感が生まれた。

「お茶でがんす」お盆を抱えたおまんが襖を開けて入って来てぶったまげた。「あじゃーっ!」おまんが美代の臀部に廻っておまんこと肛門にぶち込まれている二つの摩羅を見る。「凄(すげ)えごどになってるでねえが。痛(いだ)ぐねのがお義母(が)さま?」
「いでがった(痛かった)。んでも、もう大丈夫(でえじょぶ)だ」と美代。
「清蔵。ゆっくり動がせ。ゆっくりだど」と久蔵。
清蔵が静かに摩羅を動かし始める。久蔵も微かに摩羅を前後させる。美代の直腸の膜一枚を隔てた男たちの性交である。父と子、二つの摩羅が膜ごしに擦れ合う。親子はホモ的性に目覚める。
おまんは交わっている三人の傍らに座って、運んで来たお茶を呑み、せんべいをぽりぽり齧りながら見物する。
久蔵は目の前に垂れ下がる二つの乳房を揉む。清蔵は母親の腰の前に手を廻し、母親の陰核を刺激する。
「うーん、あーん!」美代が呻く。
ぽりぽり、ばきっ!とせんべいを齧る音。
清蔵が律動的に前後運動をする。久蔵が僅かだが腰を回転させる。二つの摩羅の異なる動きを感じ取った美代が興奮する。普通の性交では絶対に得られない刺激であった。
「あうーっ、むぐーっ!」美代がよがる。
ぽりぽりとおまんがせんべいを食べる。
「あはーん!むわーん!」美代がよがる。
ぐびぐびとおまんがお茶を飲む。目の前の異常な性交に興奮し、持って来た三人分のお茶を飲んでいる。
久蔵が顔を歪めてよがる女房の口に吸い付き、舌を交える。美代の身体の三つの穴は全て塞がった。
「ぶぶう、ぶわーん!」口を塞がれた美代がよがる。

せんべいを食べ尽くしたおまんは、しゅるしゅると帯を解き、着物を脱いで全裸になった。越後屋の養女として、一家の交わりに参加したくなったのだ。おまんは清蔵に歩み寄り、義理の兄に接吻した。清蔵が舌を出し、二人は舌を絡め合う。清蔵は一方の手で母親の陰核を刺激しつつ、残りの手で義理の妹・おまんの陰核をいじくる。二人の女の陰核同時操縦である。 「ぶぶーんっ!」おまんがよがる。 清蔵が前後運動を早める。久蔵も清蔵に合わせて腰を動かす。二つの摩羅が一人の女の体内で擦れ合う。 「ぶひひーんっ!」興奮した美代が身をくねらせてよがる。 「ぶわおーんっ!」美代の興奮に影響されたおまんもよがる。 美代の絶頂が近いことを悟った男たちは、突如リズムを壊し、二人が滅茶苦茶な動きで美代の身体を突つく。 「あがーんっ!」美代が失神した。 「ひーいっ!」おまんもイった。 「あああーっ」清蔵が母親の直腸内でどぴゅーん!どぴゅーん!と精液を放つ。 「むうう!」久蔵も女房の子宮めがけてどばどばーっ!と射精した。

清蔵にとって親子三人の同時性交は興奮の極であった。しかし、肛門性交はあまり好ましいものとは云えなかった。母親のきつい肛門によって尿道が絞られて一気に射精出来ず、途切れ途切れの苦しい射精だったからだ。欲求不満が残った。目の前に、腹這いで横たわっているおまんの12歳のおまんこがあった。12歳のおまんこもきついが肛門ほどではないし、射精の快感は充分得られる。そう考えた時、清蔵の摩羅はむくむくと伸び始めた。清蔵はおまんの股ぐらに頭を突っ込み、おまんのおまんこを舐め始めた。
「むむう!」おまんが喜び、尻を突き出す。
清蔵はおまんの割れ目を開き、ぺちゃぺちゃぺろぺろとおまんの陰核を舐める。
「あああ!」おまんが呻く。おまんの顔の横に、仰向けで失神している美代のおまんこがあった。おまんは養母の股を開き、そのおまんこを舐め出した。
「おおー」快感で覚醒した美代が呻く。
清蔵はおまんの背後から摩羅をぶち込む。
「あわーん!」一声叫んだおまんは、美代の陰核を激しくしゃぶる。
「うおーんっ!」美代がよがる。
女たちのよがり声を聞いた久蔵がむっくりと起き上がった。三人の性行為が久蔵を興奮させた。久蔵は美代の頭の上に跨がり、半勃起状態の摩羅を美代の口に入れた。美代は夫の摩羅をぺろぺろすぽすぽと舐める。摩羅が完全に勃起すると、久蔵は四つん這いになって身体を支え、へこへこと腰を使い、美代の口を犯し始めた。

清蔵はおまんとの性交に満足していた。肛門性交よりずっといいと思った。肛門性交は肛門という狭い環(わ)が接点であり、云ってみれば丸めた親指と人差し指で摩羅を擦るようなものである。膣の場合は掌全体で摩羅を包むような、面による接触だ。刺激の総量が全く違う。また、膣だと射精を妨げるほど絞り上げられることもない。清蔵は膣への射精の快感を期待しながらおまんの身体を突き上げる。
「ぶぶうう!」おまんはよがりながら美代のおまんこに指を突っ込む。二本、三本、四本、そして五本。ついに手首まで突っ込んでしまう。
「ぶぐぐぼぼーっ!」夫の摩羅で口を犯されている美代がよがる。肛門性交の次はフィスト・ファッキングと相成った。美代の脳味噌はどろどろに融けてしまった。
久蔵もえも云われぬ快感を味わっていた。美代が突っ込まれる度に摩羅をぺろぺろし、献身的に尽してくれているのだ。
清蔵は前方の両親の性行為を見守りながら、おまんとおまんこしていた。両親の間の冷たい垣根が取れたことが嬉しかった。家族の性の団欒は素晴らしかった。この幸せがずっと続くことを願っていた。
「わおーん!ぐおーんっ!」おまんの興奮が高まって来た。
「ぶぎぇーっ!」おまんの五本の指で体内を掻き回されている美代がイった。
「むむーっ!」久蔵が女房の口内にどぴゅぴゅーん!と精液を放つ。
母の絶頂、父の射精を察した清蔵も腰の動きを急速にする。
「わーんっ!」おまんがイった。
「おおおーっ!」清蔵もイった。今度の射精は、快感と解放感を伴った最高に気持いい射精だった。




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