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60. 家族の秘密

そうこうするうちに、芳江の夫・明男が長男・荘太(12歳)を連れて酒田へやって来た。息子とともに泣き落としで妻と長女を東京へ連れ戻そうという試みであった。夫婦は一室に篭ってひそひそ声で、しかし激しく口論していた。松や梅太郎、志乃たちは必死に耳をそばだて、不和の原因を知ろうとした。しかし、芳江の声も明男の声もよく聴き取れず、何が話されているのかは誰にも分らなかった。

ある日、梅太郎が書斎の戸を開けようとして、ふと手を止めた。中から声が聞こえたのだ。その書斎は以前梅太郎がおまんを犯すのに使っていた部屋で、普段は誰も入れないことになっていた。梅太郎は、戸を開ける前に誰が自分の聖域を侵しているのか推測しようとした。どうやって叱り飛ばすか、相手によって対応が異なるからだ。耳を澄ますと、それは性行為をしている声だった。しかも子供の声である。梅太郎は戸の上に「入るべからず」という印の赤い布切れを掲げると、ガラッと戸を開けた。
「あっ!」中の男女が驚いて叫んだ。
「あーっ!」梅太郎も驚いて叫んだ。中でおまんこしていたのは荘太と美穂だった!12歳と10歳で兄妹相姦をしていたのだ。梅太郎は言葉が出なかった。兄妹相姦がいけないと叱ることは出来ない。何故なら自分も兄妹相姦を望んでいるのだから。性交するには年齢が早過ぎると諌めることも出来ない。自分も美穂とやりたくてうずうずしているのだから。 荘太は伯父に凄い剣幕で怒られることを予期し、すぽんと妹のおまんこから摩羅を抜いて飛び退(すさ)った。梅太郎は美穂の愛液に濡れた荘太の子供の摩羅にちらと目をくれた。血痕は見えない。梅太郎は美穂のおまんこを凝視した。そこにも赤いものはなかった。美穂は処女ではなかったのだ。二人は過去に何度かおまんこしたことがあるのだ。梅太郎は、身体を硬直させ上目遣いに自分を見ている少年少女を眺めた。二人は恐れている。悪いことをしていたと思っているのは間違いなかった。

梅「お、伯父さん、出てってよ!」と荘太がやっとのことで勇気を奮って云った。
「なに?」と梅太郎。「このうづ(家)はおれの家だど?『出てげ』とはおめ(お前)、何様のつもりだ!」梅太郎が怒ってみせる。
「じゃ、僕らが出てく」荘太が服をかき寄せる。
「なんね」梅太郎が後ろ手に戸を閉め、鍵をかける。「おれも入れでけろ。おれも美穂ちゃんとぺっちょしてえだ」
「えーっ?」と荘太。
「えーっ!? 駄目〜え!」兄の後ろで裸で小さくなっている美穂が叫ぶ。
「なして駄目だ?伯父さんはぺっちょじょんだ(上手い)ぞ。美穂ちゃんばええ気持(きもぢ)にしてやる」美穂ににじり寄りながら、梅太郎が舌なめずりして云う。
「…」美穂は黙って首を横に振っている。
「やらせでくんねなら、おめらのお父(ど)っつぁんやおっ母(が)さんに、おめらがやってたごど云うど?」梅太郎が脅迫する。どうせ、両親に隠れてやっているに違いないからだ。
「駄目!」と荘太。
「云わないで!」と美穂。二人とも真剣である。
「だったら、伯父さんとやるべ、な?」梅太郎が美穂に迫る。
「嫌!」美穂が両手で裸の身体を隠すように、身を強ばらせる。

梅太郎はこのままごり押しすると美穂を犯すことになってしまうと悟った。それは本意ではない。「美穂ちゃん、やらして」と云うと「いいよ」と着物を脱いでくれるとか、「伯父さん、やって!」と美穂の方から誘って来るようでなければならなかった。

「ちぇっと(一寸)待ってろ」梅太郎が云い、おまんを探しに行った。あいにく、おまんは志乃の使いで外へ出ていた。梅太郎は、たまたま部屋にいた多代を見つけるとその手を引っ掴み、小走りに書斎に取って返した。
「いってえ、何なんだ、お父(ど)さま?」手を引っ張られながら、多代が尋ねる。
「ぺっちょすっだ。よがれ。気持よぐねでもよがるだ。ええな?」と梅太郎。
梅太郎が書斎の戸を開ける。荘太と美穂は家の主(あるじ)に怒られるのが恐くて、逃げ出しもせずに裸のまま座って待っていた。
「ま一遍聞く」と梅太郎。「美穂ちゃん、伯父さんとおまんこ嫌が?」
美穂は黙って首を横に振り続ける。
「だば、しゃーね(仕方ない)。伯父さんは多代とやるだ。あっちゃ向いでろ」梅太郎は多代を促し、二人とも着物を脱いで裸になる。
荘太と美穂は呆気に取られて伯父さんと多代を見つめていた。「あっち向いてろ」と云われても余所を向けるものではない。美穂は伯父さんのでか摩羅に目を奪われ、荘太は同い年の従姉・多代の裸体に見蕩れていた。荘太にとって、美穂より二歳年上の多代の身体は単に背が高くなっただけではなかった。おっぱいはやっと膨らみかけただけで陰毛も生えていないが、腕やお腹、お尻、太股などがそこはかとなくふくよかになっており、子供から女になりかけている肉体であった。それは妹の身体と大きな違いであり、荘太は同い年の女の子とおまんこしたい衝動に襲われた。

梅太郎は多代の股を開かせ、その間にうずくまって多代の割れ目の中を舐め始めた。
「あうううーん!いいーっ!」多代が父親に指示されたようによがる。
梅太郎は片手で多代の胸の膨らみかけの乳首を弄くり廻し、片手で多代のむっちりした尻を揉む。
「おおーっ、うむむーっ!」多代は実際の快感を三倍ぐらいに増幅してよがる。
梅太郎が多代の陰核(クリトリス)を舐めながら、指で蟻の門渡りや肛門周辺を弄くる。
「あっ、あっ、あっははーんっ!」いまや本当の快感に身悶えしながら、多代が梅太郎の頭をぐじゃぐじゃに掻き回しながらよがる。
多代の興奮の凄さに驚き、荘太と美穂が多代の近くに這い寄って来た。多代の股ぐらで何が行なわれているのか、確かめずにいられなくなったのだ。少年と少女は、多代の身体の両側から多代の陰部を覗き込む。二人の目は梅太郎の舌の動き、指の動きと、多代のよがる表情とを行ったり来たりする。
「お兄ちゃん!」美穂が云った。「あたしの舐めて!ねえ、お兄ちゃんっ!」
荘太は妹の懇願を無視し、快楽を貪る多代の姿態に目を奪われている。
梅太郎は内心ほくそ笑んだ。多代と自分の性戯が、間違いなく荘太と美穂に影響を与えている。梅太郎はもっと多代を興奮させようと、指二本を多代の膣に差し込み、中の肉襞をぐりぐりさせる。
「ひーっ!」おまんこの刺激にたまらなくなった多代が、梅太郎の髪の毛を引っ張る。
「いででで(痛い)!」梅太郎が悲鳴を挙げる。多代のよがり方が演技だとすればやり過ぎである。第一、最近薄くなり始めた後頭部の毛髪を抜かれては困る。

「お兄ちゃん、あたしの舐めて。舐めてよーっ!」美穂がせがむが、荘太は動かない。
「美穂ちゃん、伯父さんが舐めでやっか?」梅太郎が尋ねる。
「えーっ!」美穂が目を丸くする。10歳の脳がフル回転する。(いいのだろうか?伯父さんは舐めるのが巧いみたいだから、ほんとは舐めて貰いたい。でも、どさくさに紛れておまんこもされてしまうのではないか?どうしよう?)こういう時、頼りにしたいのが兄の筈だが、その兄は多代の裸身に見蕩れていて妹の悩みには無関心である。美穂は決心した。「いいわ。舐めて、伯父さん!」美穂が云った。
「よし!」梅太郎が喜色満面、起き上がろうとする。
「伯父さん?」と荘太。「だったら、ボクお多代ちゃんとおまんこしていい?」今でいうスワッピングの提案である。
「なに?」梅太郎が驚いて見せる。ほんとは筋書き通りにコトが運んで、にんまりしたいところなのだが…。
「美穂と交換ってこと…」荘太が上目遣いで梅太郎を見る。
「同い年の“だんべ”(摩羅)とぺっちょ(おまんこ)なら、いやんばいで(いい塩梅で)最高だべな!」と梅太郎。
「いいんだね?」荘太がにこにこする。
「駄目だ」梅太郎がきっぱり云う。
「えーっ?どうしてえ?」荘太が愕然とする。

「条件があるだ。むつかしいことではねえ」と梅太郎。
「何なの?」荘太が訝る。
「おめだ(お前たち)のお父(とっ)つあんとお母(っか)さんが喧嘩した訳(わげ)話せば、多代とやらせでやる」梅太郎が云った。荘太の多代への欲望を巧みに利用しようとしたのだ。「知ってるだべ?」
「知ってるけど、云えない」荘太が唇を引き締める。
「話してくれだら、多代ばがりでねぐおまんともやってええ。おめ(お前)が望むなら伯母さん(志乃)とだってやらせっだ」梅太郎が(この際!)と御馳走を山積みする。
「ほんとー?」荘太はあまりの幸運に武者震いする。
「さ、かだれ(話せ)。ほれ!」梅太郎が急かす。
「んー…」荘太は決心出来ない。(家族の秘密をバラしていいものだろうか?)
「しゃーね(仕方がない)。多代、着物着て部屋さ帰(けえ)れ」梅太郎が餌を仕舞いかける。
「待って!」荘太が叫んだ。「話すよ」荘太は、折角開けた自由にやれる性の世界に飛び込める機会を逃したくなかった。

荘太は以下のような話をした。ある日、酒に酔った父・明男(36歳)が娘・美穂とおまんこした。きつい10歳のおまんこの虜になった明男は、その後も何度も美穂を抱いた。母・芳江(34歳)がそれに感づき、止めさせようと諌めたが明男は聞かなかった。芳江は「あなたが止めないのなら、あたしも荘太とやるわよ!」と脅した。しかし、明男はそれを無視した。激昂した芳江は本当に荘太を寝床に呼び、二人で裸で抱き合った。母親の豊かな乳房に憧れていた荘太は興奮し、母親のおまんこも見せて貰って摩羅を勃起させ、ついに母子でおまんこした。正気に返った芳江は近親相姦の罪を犯したことを悔い、二度と荘太に肌を許さなくなった。禁断の性の味を知った荘太は妹とおまんこするようになった。それを知った芳江は、家族の近親相姦を止めさせるには美穂を男たちから引き離すしかない…と決意し、実家に戻って来たのだ。

「やっぱり、んだが…」妹一家の相姦の実態に内心驚いた梅太郎だったが、驚きを隠して、さも以前から感づいていたかのように何度も頷いて見せた。しかし、梅太郎の摩羅は正直で、妹一家の相姦の話に興奮してむくむくと起き上がった。秘密を知り、妹を陥落させる糸口を見つけたことも興奮材料だった。「荘太、おめ、多代とやってええぞ」そう云って、梅太郎は美穂の身体を畳の上に仰向けに寝せ、その両脚を開いた。「おおーっ!きしぇ(綺麗)なぺっちょでねが!」美穂のおまんこを見つめて梅太郎が大袈裟に賞賛した。
「早く舐めて!」美穂はさっき見た多代の興奮状態が忘れられず、催促した。
「よしっ!伯父さんが美穂ちゃんのおまんこ舐めでやる!」梅太郎が舌に縒りをかけて美穂の陰核(クリトリス)を舐め出す。
「あははーんっ!」美穂が切ない声でよがる。




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