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67. 多代の駆け落ち

奥座敷に松、梅太郎、志乃、越後屋夫婦(久蔵と美代)が居並んでおり、彼らに対して多代と清蔵が向き合っていた。
「おばっちゃま、お父(ど)さま、お母(が)さま、越後屋の衆」と多代が口を切った。「おれば清どんの許嫁にしてけらっしゃい。お願(ねげ)えするす」多代が深々と頭を下げた。「卓どんとおまんみでに、一部屋で暮らしてえでがんす」
「なんね」梅太郎が言下に拒絶した。「おめ(お前)は、婿ば取ってこの多賀屋を継ぐ身だ。清どんが婿に来てくれりゃいいが、清どんは越後屋の跡取りだ。そうはいぐめ」
「んだ。清蔵は嫁貰って越後屋継ぐ身だ」と久蔵。「お多代ちゃんが嫁に来てくれれば文句ねえども、梅太郎どんがウンと云わねべ」
「無理な相談だ」と梅太郎。「多代、清どんと死ぬまで仲(なが)良くすんのはさすけね(差し支えない)ども、むがさり(結婚)はなんね」
「おれ、家の犠牲さなんの、やんだ!好きな相手と一緒になりてえだ」多代が泣きながら懇願する。
「多賀屋さん、おれがらもお願(ねげ)えするす」と清蔵。「お多代ちゃんと添わせでけらっしゃい」
「清どん。そんなに多代と一緒になりでえなら、越後屋と縁切って婿に来るだ。おめ(お前)さんにその度胸あっか?」梅太郎が迫る。
「そ、そげなごと…」清蔵が怯む。
「出来(でぎ)め。多代は嫁にやらんね。この話はこんでお終(しめ)えだ」梅太郎が立ち上がって出て行った。
啜り泣く多代を、松、志乃、美代が切ない顔で見つめた。

多代と清蔵がいなくなった。松と志乃と美代は心中を心配して、おろおろした。
「おまん?」志乃が尋ねた。「おめ(お前)さん、多代からどごさ行ぐか聞いてねえが?」
「聞いでねっす。ほんてんっす。越後屋にはいねですか?」とおまん。
「清蔵は越後屋の金盗んで出てったらすいだ」と梅太郎。「金持って出たなら心中はすねべ。どっかに身を寄せる気だ」
「ほんてん、どごさ行ったべ?」と志乃。
「真室川さ行ってねべか?」と芳江が云った。山形と秋田の県境の町・真室川には芳江の妹・光代(32歳)が材木問屋に嫁いでいた。
「光代には電話で聞いだども、二人は来てねえつってた」と梅太郎。「清蔵が大阪の娘のとご行ぐ可能性あるつこんで、久蔵どんは大阪さ行ぐ“でだづ”(準備)すてるらすい。おれもおまんば連れて真室川さ行ってみっぺ」
「何でおまんなんだ?志乃でねのが?」松が驚いた。
「おまんは多代の命の恩人ださげ、多代はおまんの云うことなら聞く。連れて帰(けえ)るのに役に立つべ」と梅太郎。
「道中、ぺっちょするにも便利だがらだべ」志乃が嫌味を云う。
「何云ってんだっ?」梅太郎がむっとする。
松と志乃は呆れたように目を見交わした。
「かなぁなず(必ず)、たねで(探して)二人ば連れで帰(けえ)って来る。しんぺ(心配)すんでね」梅太郎は、おまんに旅行の支度をするように伝えろと志乃に云った。

梅太郎とおまんは馬車を乗り継いで真室川に着いた。梅太郎の二番目の妹・光代は、姉・芳江がぽっちゃりした身体つきで丸顔であるのとは反対に、細面で着物がよく似合う色白美人である。光代と夫の間には一人娘・鈴代(10歳)がいるだけだった。
「旦那はまぁんだ帰(けえ)ってねえのが?」と梅太郎。夕食時だというのに、光代の夫の姿が見えないのを訝った。
「へえ…」梅太郎とおまんに茶を注ぎながら、光代がふっと辛そうな顔をした。
「なんだ?旦那と喧嘩でもすたのが?」
「んでね。このじ(最近)、うぢ(家)さ帰(けえ)らねごど多いんだ」
「なして?芸者遊びが?」と梅太郎。
「んでね」と光代。
「妾でもいんのが?」
「んだっ」光代が、がくっと頭を垂れて鼻を啜る。
「ほんて?んだら…」梅太郎が何か云いかけた時、…
「ごめんしてけらっしゃえっす(ごめん下さい)!」玄関で声がした。多代の声であった。

「お父(ど)さまっ!」玄関に素っ飛んで来た父・梅太郎を見て、多代と清蔵はぶったまげた。二人はすぐさまきびすを返そうとしたが、裸足で前に立ち塞がった梅太郎から逃げ切れなかった。
「お多代様っ!」おまんが駆け寄って多代の手を握る。「義兄(あん)つぁ!」おまんは清蔵の顔を見つめ、大粒の涙を流した。心中なんかしないでくれて嬉しかったのだ。
二人を光代の家に追い込むと、梅太郎は清蔵から蝦蟇口を取り上げた。これでもう、二人はどこへも逃げられない。
「この金は久蔵どんに返す。おれがくすねるんではねえぞ」清蔵の蝦蟇口を懐に入れた梅太郎は、光代の家の電話で多賀屋と越後屋に一報を入れた。両家の家族は大喜びした。

梅太郎は自分の金で寿司の盛り合わせの出前を注文した。突如大勢で押し掛けた上に、光代に余計な負担をかけたくなかったからだ。
「おめ(お前)、農商務大臣さあの接待役ば忘れたのが?」と梅太郎が多代を責める。「大事な時に逃げだりして、おれに恥かがせる気がっ!大臣さあも、おめ(お前)とおまん二人の接待ば期待して酒田さ来(く)んだ。大臣さあばがっかりさせだら多賀屋がつぶれっど!」寿司を食べながら梅太郎が息巻いた。
「あのー、旦那様?」寿司に手もつけずに何か考えていたおまんが云った。
「何だ?」梅太郎が寿司をがつがつ食い、お茶をがぶがぶ飲みながら云う。「おめ(お前)、寿司け(食え)。無ぐなっつまうど?」
「お多代様ば、越後屋のお嫁さんにしてけらっしゃい!」おまんが思い切ったように云った。
「な、なにいー?」梅太郎がお茶を噴き出す。一同も、おまんの言葉に驚いて箸を止め、おまんを見つめた。「多賀屋は跡継ぎ無ぐなるだど?そげな馬鹿くせごとよぐまあ云えだもんだ!」梅太郎が吐き捨てるように云った。
「他所者(よそもん)ば跡継ぎにすねでも、多賀屋ん中に跡継ぎいるでねがっす(いるじゃないですか)!」とおまん。
「?」梅太郎がきょとんとする。わけが解らない。
「荘太坊ちゃんば跡継ぎさするんだす」おまんが梅太郎の目を真っ直ぐ見つめながら云った。「荘太坊ちゃん、多賀屋ば気に入ってるさげ、旦那様がちゃんと仕込めばいい商人(あきんど)になるっす」
「荘太?」梅太郎がぽかんとする。
「荘ちゃん?」多代もぽかんとした。

「旦那様?お多代様は多賀屋に戻って大臣さあの接待ばするだべな(するでしょう)」とおまん。「んだげど、その後、また駆け落ちすっかもすんね(知れない)」
「ほげなす(馬鹿)!多代ば唆(そそのか)すみでなごど云うでね!」梅太郎が慌てる。
「お多代様ば土蔵に閉じ込めね限り、いぐらでも逃げられるっす」とおまん。「んだべした(そうでしょう)?」
「…」梅太郎には答えられない。多代を土蔵に閉じ込めておいたのでは、跡継ぎとは云えないからだ。
「旦那様は妹の芳江奥様とぺっちょしておられるっす」とおまん。
「えーっ?」寿司を頬張っていた光代が、驚いて御飯粒を盛大に噴き出す。「何だて〜?」
「旦那様が仲良くすてる芳江奥様の大将息子(ご長男)なら、多賀屋継がせでいいんねのがっす(いいんじゃないですか)?」
「兄(あん)つぁ?」光代が口を挟む。「あねちゃ(姉さん)とぺっちょすてるてほんてが(おまんこしてるって、本当か)?」
「おめ(お前)は黙ってろ!」梅太郎がぴしゃりと云う。「鈴代ば寝かせろ。その後で説明(せづめい)すっだ」
「へえ」光代が鈴代を促して寝かせに行く。

梅太郎は黙ってもぐもぐと残りの寿司をたいらげた。
「おまん?」多代は別に取り分けておいたいくつかの寿司が乗った皿をおまんの方に押しやった。「け(食え)」
「へえ。お多代様、どうもーっし(ありがとう)」おまんは、梅太郎に考える時間を与えるため、もう自分は喋らずに多代から分けて貰った寿司を食べ始めた。
「鈴代ば寝がせだ」光代が戻って来て元の座に座って、梅太郎を見た。説明を催促しているのだ。
「おまん」梅太郎が云った。「おめ(お前)、説明すれ(しろ)」
「へえ」おまんはお茶を一口飲んで唇を湿し、多賀屋と越後屋の相関関係を残らず話した。男女ばかりでなく、女同士の触れ合いも付け加えた。
光代は口をあんぐり開け、催眠術にかかった女のように耄けた顔で聞いていた。
「光代」と梅太郎。「おめ(お前)も妾のうづ(家)さ行った切りの旦那なんかど縁切って、鈴代と多賀屋さ戻って来(こ)。なんた(どうだ)?」
「えーっ?」光代が正気に返る。
「おまん」と梅太郎。「光代と鈴代が多賀屋に戻ったら、何人のおどごし(男衆)とぺっちょすっだ?」
「光代奥様は七人(しぢにん)だっす。鈴代お嬢さんは五人」おまんがたちどころに答える。
「鈴代が少ねのはなんでだ?」と光代。
「おれのお義父(とっ)つぁんの久蔵どんと義兄(あん)つぁの清どんのだんべ(摩羅)はでか過ぎで、ずっさい(10歳)には無理だがらだず」とおまん。
「でも、叔母さんはさすけね(差し支えない)で思うど?」と多代。
「…」光代が黙る。話を聞いただけで、光代のおまんこから愛液がじゅくじゅく湧き出していた。「おれ、ぶじょほ(失礼)すて、さぎ(先)に寝るだ」光代は顔を赤くして、よろよろと立って寝所に向かった。

残った四人は顔を見交わした。若者たちには光代の突然の退室が異常に思えた。しかし、梅太郎はそうは思わなかった。
「おめだ(お前たち)、食器洗え」梅太郎は多代とおまんに云い、「清どん、みんなの床とってけろ。頼むだ」と云って、光代の後を追った。

寝間着に着替えた光代は布団の中で丸まって、片手で乳房を、片手で陰核を弄っていた。実家で、年寄りの母・松から10歳の美穂にいたるまで全員で乱交を行なっているという話は物凄かった。興奮した。夫に厭きられ、独り寝に堪えている自分とは大違いである。光代の目に涙が滲んだ。熟し切った身体の性欲を持て余して悶えている自分が哀れだった。兄の云うように、夫と別れて多賀屋の戻るべきか?
ごとん!と音がして誰かが襖を開けようとした。光代はパッと手を乳房と股ぐらから離した。「誰?」
「おれだ」梅太郎が入って来て着物を脱ぐ。
「な、なにすっだ、兄(あん)つぁ?」光代が目を丸くする。
「なにもかにもねえ。決まってるべ」梅太郎が布団に入って来て、妹の身体を抱きすくめる。
「お多代ちゃんたちに聞かれだら恥ずがすいでねが」光代が身をすくめる。
「多賀屋じゃ、あっちゃの部屋でもこっちゃの部屋でも、へな(女)やへなこ(女の子)がひーひー云ってるだ。珍しかねえ」
「んだら、あの話はほんてにほんてんが(本当に本当なのか)?」と光代。
「ああ、正真正銘ほんて(本当)だ」梅太郎が手で光代の寝間着の裾を割り、股ぐらに触れる。「おお、だらすけ(びじゃびじゃ)でねが」
「うづの人が帰(けえ)って来たらどうすっだ?」光代があれこれと心配する。
「旦那は、ぼだせば(離縁すれば)ええんだ。おもやみ(心配)すんでね」梅太郎が妹・光代の濡れたおまんこに指を突っ込む。
「ああああーっ!」光代が久し振りの性器の快感に身をのけ反らせてよがる。

梅太郎の場合、娘とやり、母とやり、上の妹とやり(その娘ともやった)、この下の妹ともやれば直系血族総舐めの近親相姦の輪が完結することになる。梅太郎は興奮した。梅太郎は光代の寝間着を剥ぎ取って素裸にすると、女になった妹の身体に見蕩れた。真っ白く豊満な32歳の肉体。熟れてぶるぶる揺れている乳房、股間を隠すもじゃもじゃの陰毛。梅太郎は光代が愛しいと思った。近親相姦がどうの、獣道(けものみち)がどうたらこうたらと云わず、素直に性の快楽に飢えて割れ目を濡らしている妹が愛しかった。梅太郎は光代の乳房にかぶりつき、乳首を舐め、吸い、弾いた。
「あっ、あっ、あっ、あっ」光代が反応する。
梅太郎は69の体勢で光代の身体に覆いかぶさった。光代のおまんこを舐め、光代の口を亀頭で突つく。光代は兄のメッセージを正しく受け取り、兄の摩羅をぺろぺろすぽすぽした。しかし、兄の陰核舐めは巧みなので、光代は快感を味わうことに専念してしまい、尺八演奏は休止符だらけになってしまう。
「あうー、あっ、あっはーんっ!」光代が兄の摩羅を放置してよがる。光代は兄が自分の陰部を舐めてくれていることに感動し、その瞬間に離婚と出戻ることを決意した。

摩羅を見放されて欲求不満になった梅太郎は、持参の避妊具(コンドーム)を装着し、妹の身体にのしかかって勃起した男根を光代のおまんこに押し当てた。血族相姦の仕上げである。ぐぐっと腰を押し、ぬるぬるの光代の体内に摩羅をぶち込む。
「あへーっ!」光代が満足の叫び声を上げる。
梅太郎は腰をぐりぐり廻して光代の陰核を刺激し、時折ずどーん!と摩羅を深くぶち込んで光代の子宮口をド突く。
「ぎゃわーんっ!」兄の腰に両足をかけて快感を貪っている光代が、子宮口の深い性感に身を捩(よじ)り、涎を垂らしてよがる。
梅太郎はぐりぐり、ずどーん!を繰り返す。
「わぐあーんっ!」光代がイった。
梅太郎は静かに摩羅を抜き差しして光代の興奮が収まるのを待った。
「兄(あん)つぁはイがねのが?」我に返った光代が聞く。
「おれは鈴代の部屋さ行ぐだ」と梅太郎。
「えーっ?今夜?そげにぐえっと(そんな急に)?」光代が驚く。
「多賀屋さ帰(けえ)れば、鈴代はどうせ、ずげん(じきに)処女でねぐなる。おれがやさしぐやってやっからどっかど(安心)すっだ」梅太郎が起き上がる。
「あいや、めじょけねの(可哀想だな)」光代が10歳で破瓜される娘を思いやる。
「光代。清蔵ば寄越(よご)す。なんがくてふっとえ(長くて太い)ぞ」
「えーっ?べっかい(もう一回)が?」光代がたまげる。

お喋りしていた多代と清蔵、おまんのところへ真っ裸の梅太郎が勃起した摩羅をぶらぶらさせながらやって来た。
「まるで信楽焼の狸みでえだ」多代がぷっと吹き出す。
「旦那様!光代奥様とやっただか?」とおまん。
「んだ。清蔵、こんだおめ(お前)の番だ。でか摩羅で光代ば失神させろ」
「ほ、ほんてんが?」美人の年増とやれる希望に清蔵の顔が明るくなる。
「あんた!」多代が焼き餅を妬く。
「多賀屋の御主人の命令ならしゃーね(仕方ない)べ」清蔵がにんまりしながら、飛ぶように部屋を出て行く。
「多代」梅太郎が娘の目を見つめながら行った。「帰(けえ)ったら、荘太のきもぢ(気持)ば聞く。荘太が多賀屋継ぐ気になったら、おめ(お前)を越後屋さやってもええ」
「えーっ?お父(ど)さま、ほんてんが?お父(ど)さま、大好きだにゃー!」多代が父・梅太郎の勃起した摩羅にしゃぶりつきぺろぺろする。
「やめれ!おれはこれがら鈴代とやるだ」梅太郎は何の未練もなく娘の尺八を中断させ、鈴代の部屋へ向かうため立ち上がる。
「何だてまず(何とまあ)!お父(ど)さまのよくたがり(欲張り)!」多代が呆れる。
「お多代様、おれ義兄(あん)つぁにおへて(教えて)来るだ」おまんも立ち上がる。
「おお、どうもなぁ〜(ありがと)、おまん!」多代が喜ぶ。

光代の部屋ではもう光代が清蔵のでか摩羅に膣を目一杯押し広げられ、肉襞を隈無く擦られて、光代がひーひー云っていた。
「義兄(あん)つぁ!」飛び込んで来たおまんが云う。
「おう、おまん。なじょしただ(どうした)?」清蔵が腰をへこへこさせながら聞く。
「旦那様がらお許し出ただ。荘太坊ちゃんが多賀屋継ぐ気になったら、お多代様を義兄(あん)つぁのお嫁さんさするって!」
「えーっ?ほんてんが?」清蔵の腰の動きが止まる。
「あーん!んまっと(もっと)、んまっとやってん!」光代がねだる。
「義兄(あん)つぁ!お多代様のとごさ行げ。早ぐ!」
「あーん!そげな!始まったばり(ばかり)でねが」と光代。「行がねでけろ。やってけろ!」 清蔵が板挟みになる。気持は多代のところへ走って行きたいが、光代を抛って行くわけにはいかない。
「義兄(あん)つぁ!こごはおれに任せろ。んげ(行け)ってば!」とおまん。
「ほうが?」喜んだ清蔵は光代のおまんこからすぽんと摩羅を抜き、いっさんに多代の元へ。

「おまん!」光代がぷりぷりして云った。「おれ、おめ(お前)のごど怨むだ。やわが(折角)ええとごだったに」
「光代奥様、ごしゃがねでけらっしゃい。おれが義兄(あん)つぁの代わりするさげ」とおまん。
「おら、だんべ(摩羅)がほすいだ(欲しいんだ)。舐めっこでねぐ」
「おれ、だんべあるでがんす」おまんが澄まして云う。
「えーっ?嘘こぐでね!」光代が睨む。
「嘘でねっす。義兄(あん)つぁのより太(ふて)えっす。光代奥様ばイがすて見せるす」おまんが着物の袖を捲り、手をすぼめて光代の濡れそぼった膣にめり込ませる。清蔵のでか摩羅が出入りした後なので、五本の指先は難なく侵入を果たし、次第に手が、そして手首すらも光代の体内に消えた。おまんが五本の指をてんでんばらばらに蠢かせ、光代の体内の襞々や子宮口を擦る。
「うぎゃーっ!」怪物に犯されている恐怖感と、この世のものとは思えぬ快感から、光代が白目を剥いて失神した。




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