19. 母子突如、由美ちゃんが病気になった。高熱が出た。宏君はタクシーを呼んで、妹を近所の病院に担ぎ込んだ。風邪だろうから安静にしろという指示だけで帰された。 そのうち由美ちゃんは昏睡状態になった。宏君はパニックになり、医師である郷里の父親に電話し、指示を仰いだ。様々な症状を息子から聴き取った父は“ケロッグ性肺炎”ではないかと云う。父の指図で近所の医院の往診を頼んだ。この医師の見立ても“ケロッグ性肺炎”であった。水分と栄養補給のための点滴を施して貰った。とにかく、熱を下げることが重要なので、氷枕や濡れタオルを頭に当てろと云われた。昏睡状態の間は、紙おむつを買って来て毎日数回取り替えろとも指示された。 宏君はかけがえのない妹のために何でもやった。日に数回、由美ちゃんの全身の汗を拭き、その度に下着を替えてやった。おむつも替えた。 母親・貴子さん(45歳)が素っ飛んで来た。母さんは医師の妻である前に元・看護婦だったから、娘の世話を全ててきぱきとやった。宏君は妹のおむつの交換から解放されてほっとしたものの、果たして妹の意識が戻るのか気が気でなく、重要な授業だけ出て、ほとんど家にいることにした。 「お前、よく由美子の面倒見てくれたね。感心したわ」と母さん。 二人が喋っていると、由美ちゃんが「ううーん!」と唸った。二人は意識が戻ったのかと思い、期待しながら枕元ににじり寄った。 「宏。とぼけるのもいい加減におし。お前は知ってる筈よ。お前は赤い顔をした。二人で何をしてるの?」母さんは鋭い。 結局、長い尋問の末、息子は妹にフェラチオして貰ってることを自白した。 「なぜ、あたしが由美子の処女にこだわるか教えようか?」と母さん。「お前が医院を継がないから、由美子に医者のお婿さんを貰うつもりなんだよ。医者だったら処女かどうか一発で見破っちゃうからね。是が非でも由美子には処女のままでいて貰いたいの」 母さんが息子を隣室に引っ張って行く。母さんは着物を脱ぎ出す。宏君は唖然として母さんのストリップを眺めている。やや脂肪が乗っているが、大きいおっぱいとお尻が魅力的だ。息子のペニスがむくむくと起き上がる。妹がたった一人のきょうだいであるのと同じように、この女性もたった一人の母親だ。いま招待を受けないと一生後悔するかも知れない。宏君はこのチャンスを逃さないことにした。 二人は隣室に布団を敷いた。宏君も裸になった。 宏君は母さんの身体を撫で廻す。母さんの肌には、もはや若い由美ちゃんのような肌理(きめ)細やかな手触りはない。しかし、充分に乗った脂肪によってしっとりした滑らかさがある。母さんが唇を求めて来る。二人は舌を絡め合う。宏君は母さんの乳房を揉む。しばらくこのような豊かなおっぱいに御無沙汰だったので、宏君は興奮する。母さんの尻を撫でる。でかい。圧倒される。宏君は膝で母さんの股を押し開き、母さんのおまんこに手を伸ばす。 「ところで、コンドームはあるんだろね?」と母さん。 宏君はおまんこを見ようと母さんの身体の下方に移動する。母さんはぴしゃりと股を閉じた。 宏君は母さんのおまんこを舐めた。クリトリスを手で撫でながら、穴を舐める。 宏君は母さんのおまんこに入って安らぎを感じた。水商売の女たちとやる時は常に欲があった。「かっこよくプレイボーイ風におまんこしたい」、「うまくイかして又やらして貰いたい」その他もろもろ。肉親相手にそんな余計なことは考えない。まして母親は自分に血と肉を分け与えてくれ、21年も育ててくれた女性だ。なにもかもお見通し。身も心も丸裸のセックスだ。(由美とやっても、やはりこういう気分なのだろうか?) 二人の子供を産んだ母さんのおまんこは、そうきつくない。しかし、母さんは肛門括約筋を締めておまんこを締めるという技を知っていた。宏君は嬉しくなって、激しくピストン運動を続ける。まさか自分が母親とおまんこすることになろうとは思っていなかった。十分ほど前は普通のどこにでもいる母子だった。それが、あれよあれよという間におまんこしている。(人生ってこういうものなのか!)“近親相姦”という言葉には背徳的で淫靡な響きがある。何やら特別な快楽があるような印象も受ける。母さんとのおまんこは、そんなものではなかった。近親同士の親愛の情の表現とでも云うべき、明るく心温まるおまんこであった。 宏君は母さんを悦ばせたかった。親孝行だ。宏君は母さんの身体のあらゆる部分を刺激しまくる。 一戦が終わると、しばらくして母さんがこう云った。 その夜、母子はもう一度セックスした。翌朝もセックスした。その後は、さすがの宏君も立たなくなった。 |
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