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29. 局部

TV画面の中で若い男女がおまんこしている。ポルノ・ビデオではない。白黒だし、カメラアングルは一定、編集もされていない。
「なに見てんの?」と由美ちゃん。
「本物の恋人同士。いや、婚約者同士と云うべきかな?」と宏君。
「この男の背中、兄ちゃんに似てる」
「この女の子もお前に似てるぜ」
「あーっ、あのホテルの?」
「そう、備え付けのカメラでビデオに撮っといたんだ。おれたちの初デートの記念に」
「楽しかった。素敵な夜だった」由美ちゃんがうっとりと云う。
「また、バイトの金貯まったらデートしよう。な、由美?」
「兄ちゃん!」
「お前のためなら何だってやるぜ」と宏君。
「あたしも!」

由美ちゃんが「あたしも!」と云ったのは間違いだった。兄は「毛を剃ってみないか?」と云い、断われなくなったのだ。
「気をつけてよ」と由美ちゃん。
「慎重にやるよ」宏君が恐る恐る剃る。もともと由美ちゃんは毛が多い方ではなかったから、そう時間はかからなかった。お尻の方は省略した。由美ちゃんも鏡に映してみる。
「子供みたい!」と由美ちゃん。
「お前、いくつで生えて来た?」
「12歳ぐらい。確か…」
「こんな風だった?」
「おまんこはもっと小さかったけど、まあこんな感じ。兄ちゃん、好きなの、こういうの?」
「無毛のおまんこ見たらロリコンになっちゃったよ」と宏君。「お前が12ってえと七年前か。おれは14。もうその頃、おれオナニーしてたぜ。お前とやりゃよかったな」
「あたし、やらせないもん」と由美ちゃん。
「フェラチオだけでもいい」
「そんなの知ってたの?」
「知るわけないよ」
「そらそうよね。あははは」

由美ちゃんが兄の陰毛に石鹸水を塗りたくる。
「何してんだ!」と宏君。
「兄ちゃんも剃るの」と由美ちゃん。
「駄目だよ!おれは駄目」
「そんなの不公平だわ。剃る!」
「銭湯へ行けないじゃないか、恥ずかしくて」
「あーっ!」と由美ちゃん。「あたし、銭湯のこと、すっかり忘れてた!どーしよ!恥ずかしいっ!」
「タオルで隠せよ」と宏君。
「人のことだと思って、このー!」由美ちゃんが安全カミソリを持って宏君に迫る。
宏君は由美ちゃんの両手を押さえ、ついでにそのままのしかかって、ロリータまんこの由美ちゃんとおまんこした。

翌日、宏君がデジタル・カメラを借りて来た。
「おい、お前のヌード写真撮ってやる。脱げ」と宏君。
「えーっ?一体どういうこと?」由美ちゃんが驚く。
「お前の身体、一年おきに撮ってやる。おっぱいの膨らみ具合とか、お尻の出っ張り具合とかどんどん変わるだろ?おれは年ごとに女っぽくなって行くお前を記録しておきたいんだ」
「だって、恥ずかしい」
「お前だって、将来おれに感謝するぞ。あたしにこんな時期があったんだって。いい記念写真だよ」
「インターネットで公開したりしないでしょうね」と由美ちゃん。
「ばーか、おれの可愛い妹の裸を誰にも見せるもんか」
「…」
「さ、脱げよ」

宏君はライト・ブルーのカーテンを一杯に開き、レースのカーテンだけにして室内を外光で満たした。八畳の部屋の床に散乱する雑誌などを整理し、シンプルな背景にする。

「準備出来た?」奥の部屋で脱いでいた由美ちゃんが声をかけて来る。
「準備完了!」と宏君。
「あたし、やっぱり恥ずかしい。裸を撮られるなんて…」と云いながら素っ裸の由美ちゃんがやって来た。
「もっと凄いことがあるんだ。裸なんて序の口だよ」と宏君。
「どういうこと?」
「今に分るよ」

「どうすればいいの?」と由美ちゃん。
「床に寝ようか」と宏君。
「こう?」由美ちゃんが畳の上に寝そべる。
「お前、綺麗だぞ。肌も綺麗だし、プロポーションもいいし」
「ほんとにー?」
「もう一寸脂が乗ると最高だな。来年あたりが食べ頃かも」
「あたし牛肉じゃないよ!」
「ポーズが問題だ。そうだ、あの本を見よう」宏君は引き出しの奥からエロ本を引っ張り出す。
「あたし、それ知ってる」と由美ちゃん。
「お前、プライバシーの侵害だぞ。人の引き出し開けるなんて。そ、このポーズ、いってみよか」宏君がある頁を開いて見せる。由美ちゃんが真似をする。
「手を髪に当ててみて?今度は脚を一寸開いて。いいね。でも、お前、表情が硬いな」
「あたし、プロのモデルじゃないからね。カメラに向かって微笑んだり出来ないよ」と由美ちゃん。

宏君が裸になる。カメラを右手に持ち、左手をペニスに当てる。
「由美、おれのお珍々を見ろ。ほーれ、ぶらぶらぶら」宏君が半勃起したペニスを揺らす。滑稽なので、由美ちゃんが思わず笑ってしまう。そこを宏君が撮る。

色んなアングルから撮り進んだ宏君は、ついに由美ちゃんの股ぐらに入り込み、おまんこのアップを撮り始めた。陰毛を剃ったばかりだから、とてもすっきりしている。割れ目が可愛い。おまんこはぴったり閉じて、花弁もすぼんでいる。
「由美、おまんこを左右に引っ張って」と宏君。
「やだーっ、そんなこと!」由美ちゃんが拒む。
「お前のここがピンクなうちに撮っておきたいんだ。母さんのみたいな焦げ茶色になる前に」
「でもー」由美ちゃんは気が進まない。
「『でもー』じゃない。これは一生に一度のチャンスで、段々黒くなる一方なんだから。お前の綺麗な割れ目を撮っておきたいんだよ」宏君が粘る。
「もーっ。ヌードだけだと思ったのに、ポルノじゃない、それじゃ」
「文句云うな。お前のためなんだ」
「そうかなあ?」仕方なく由美ちゃんは割れ目を開く。牡蠣のような貝が現れる。クリトリス・フッドから尿道口、小陰唇、膣の入り口まで、まだ全体に淡いピンク色をしている。 宏君はカメラを“接写”の設定にし、バシャバシャ撮る。
「オッケー。今度は下の方、もっと下」宏君は穴を開けさせようとする。
「やーん、穴の中までー?」
「もっとぎゅーっと開いて。そうそう」由美ちゃんの穴がぽっかりと口を開ける。ピンクの襞々が見える。いつも宏君に快楽を与えてくれる襞々。
「もっと開いて!」と宏君。
「んもうっ!」由美ちゃんは自棄になって大陰唇を精一杯左右に引っ張る。
穴の奥が見えた。粘膜の壁。子宮だ!宏君は感動した。由美ちゃんの気が変わらないうちに、宏君はバシャバシャ撮る。いつもおまんこする時は興奮しているから、ここまで細かく見ていない。今度初めてじっくり見ることが出来た。宏君は感動した。

「よし、休憩」と宏君。
「休憩って、まだやんの?」
「ちゃんと撮れたかどうかチェックする。待ってろ」
「あたし、何か凄く下品な写真のモデルになった気がする」由美ちゃんがぶつくさ云う。
「そんなことない。綺麗に撮れてると思う」
宏君は今までの写真に満足した。綺麗に撮れている。

「オッケーだ。じゃ、おれ、モデルとおまんこしたい!」宏君が妹に飛びかかる。
「高いわよ」と由美ちゃん。
「月賦でいいか?」宏君は由美ちゃんに覆いかぶさり、キスしながらおっぱいを揉む。
「あうーん」由美ちゃんが身悶えする。
宏君は由美ちゃんの股を割り、膝で由美ちゃんのおまんこ周辺を撫でる。
「うむーん!」由美ちゃんがよがる。
宏君は膝を手に換え、妹のクリトリスを指で刺激する。次第に中指をおまんこの中に滑り込ませる。
「おーん!」由美ちゃんが身体を弓なりにする。由美ちゃんが完全に濡れた。

宏君は妹のおまんこにペニスをぶすりと突き刺す。
「わおっ!」と由美ちゃん。
ピストン運動を始めた宏君は、やおらカメラを引き寄せ、おまんこしながら、妹の姿態を撮り始める。
「何やってんのよー?兄ちゃん!」由美ちゃんが呆れる。
「ハメ撮りっていうんだ、こういうの」と宏君。
「どーすんのさ、こんな写真」由美ちゃんは不安そうな声で聞く。
「記念だよ、お前とおれの」
「将来、あたしの恋人とかお婿さんに見つかったら、何もかもお仕舞いだわ。どうしてくれんの?」と由美ちゃん。
「大丈夫。おれしか見られないように仕掛けしておくから」
兄はプログラマーだ。信用するしかない。

「それ、それーっ」宏君はピストン運動で妹のおまんこを突き上げながら、バシャバシャ撮る。いつしか、由美ちゃんも性感の高まりに気を奪われ、カメラどころでなくなる。宏君は妹の半開きの口、おっぱいを揉みしだく両手、くねる身体、自分のペニスが埋まっているおまんこなど、ハメ撮りでなければ撮れない妹の全てを激写した。

宏君はファインダーに遠く見える妹との距離が耐えられなくなった。カメラを放り出し、妹の身体に覆いかぶさる。
「兄ちゃん!」由美ちゃんが両手を兄の背に廻し、引き寄せる。
宏君は狂おしく妹の唇を求め、舌を求めた。頭の中に先ほど見た妹の身体の内部が蘇る。ピンクの襞々と子宮。そこにペニスを出し入れしている自分。妹を愛し、一体となっている自分。この瞬間が永遠に続いて欲しい。そう思った瞬間、情動の高まりに合わせ、宏君のペニスは射精一歩手前となった。宏君はピストン運動を激しくする。
「あおーんっ!あわわーん!」由美ちゃんがイく。
宏君も妹の体内にどどーん!と精液を放った。




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